加能作次郎|作家

文学と神楽坂

加能作次郎2 加能(かのう)作次郎(さくじろう)は1885年(明治18年)生まれ。 日本の小説家、評論家、翻訳家。石川県志賀町出身。
 早稲田大学文学部英文科を卒業した後、博文館に入社し、『文章世界』の主筆として翻訳や文芸時評を発表。1918年(大正7年)に私小説「世の中へ」で認められ、著作家として活躍。1940年(昭和15年)、「乳の匂ひ」を発表。1941年(昭和16年)、クループ性急性肺炎のために享年満56歳で死去。
 なんと言っても、氏の『早稲田神楽坂』で一部の人には有名です。一部の人というのは神楽坂や早稲田を色々読んでいる人のこと。『早稲田神楽坂』は、1927(昭和2)年6月、「東京日日新聞」に載った「大東京繁昌記」の一部で、作者の年齢は42歳でした。

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