日別アーカイブ: 2021年10月14日

神楽坂3丁目(写真)昭和54年 ID 87

文学と神楽坂

 新宿歴史博物館「データベース 写真で見る新宿」ID 87は、昭和54年(1979年)の神楽坂3丁目の坂下から坂上に向かって撮ったものです。

新宿歴史博物館「データベース 写真で見る新宿」ID 87 神楽坂途中より坂上方向

「あけましておめでとうごさいます」などがあるので、ID 74からID 92までは昭和54年1月5日でしょうか。ID 93と94は1月17日だと思う。街灯は円盤形の大型蛍光灯で、電柱の上には柱上変圧器があります。
 うーん、しかし、なかなかの写真です。もう少し見やすくしたいと思って、いろいろ試しましたが、うまくいきません。まあ下図でいいとするか。よく見ると道路のΟリングも初めてわかりました。

新宿歴史博物館「データベース 写真で見る新宿」ID 87 神楽坂途中より坂上方向

神楽坂3丁目(昭和54年)
  1. 通学路
  2. 質と小売。大久保
  3. 夏目写真館。鍼灸治療|夏目鍼灸院←
  4. 西川 みゆき
  5. 消火栓標識と消火栓広告「神楽坂針灸院←」
  6. きらきら光る人工観葉植物(下図参照)
  7. とんかつ かつ一 2F(福田屋?)
  8. @ニッポ(ンハム)(肉屋のますだや)
  9. ヒデ(美容室)
  10. 言研。話し方教室。(割字で株式会社)旭図書。ともに五条ビル
  1. 看板「あけましておめでとうごさいます。本年もよろしくお願い申し上げます」。(おそらくパチンコマリー)
  2. NEW IT(ニューイトウ 靴)
  3. 坂(珈琲)
  4. 寿し。下の地図では「まきや」か「まさや」?。奥の土地と一体になってマンション「ラインビルド神楽坂」に変更。竣工は1984年5月。
中央遠くに道路標識「横断歩道」

1977年の日本テレビ系列「気まぐれ本格派」第9話「ダサイ男の噺し」

1980年 住宅地図。

逆転式一方通行の延長

 逆転式一方通行の延長について、地元の方は…

 神楽坂通りに、逆転式一方通行が導入されたのは東京新聞調べの1958年(昭和33年)だということは「逆転式一方通行・再考(写真)」で考察しました。逆転式はその後、千代田区側に延長されます。
 1977年(昭和52年)のテレビドラマ『気まぐれ本格派』の牛込見附交差点のシーンには、歩行者用道路と「ランチタイム・プロムナード」(スプーンとフォーク、ティーカップ)の標識が写っています。正午から午後1時までを歩行者天国にするもので、歩行者が道の真ん中を歩いているので、ちょうど実施中と思われます。

『気まぐれ本格派』32話

 右側の高い位置にも、大きな歩行者用道路の標識が見えます。これは回転式で、時間によって表示内容が変わります。神楽坂通り入り口にも同じ標識があり、「逆転式一方通行・再考(写真)」の記事のID:9109(昭和51年8月26日)で確認できます。
 また「神楽坂1丁目(写真)昭和54年 ID 85、ID 86」の記事にも回転式標識が写っていますが、表示は「調製中」です。故障していたか、あるいは表示内容を変えようとしていたのかも知れません。
 渡辺功一氏の『神楽坂がまるごとわかる本』では、昭和54年(1979)4月1日に逆転式が延長されたとあります。しかし『気まぐれ本格派』ではシーンによって牛込橋を通る車の向きが逆になっています。少なくとも千代田区の牛込橋部分については、昭和52年時点で逆転式一方通行が実施されていたことが分かります。