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神楽河岸(写真)昭和51年 ID 474, 479, 11456, 12189

文学と神楽坂

 新宿歴史博物館「データベース 写真で見る新宿」ID 474とID 12189は昭和51年(1976年)下宮比町のおそらく歩道橋の上から南西の神楽河岸方向を狙ったカラー写真で、ID 479とID 11456は昭和51年8月、モノクロ(白黒)写真です。

新宿歴史博物館「データベース 写真で見る新宿」ID 474 揚場町神楽河岸界隈

新宿歴史博物館「データベース 写真で見る新宿」ID 12189 飯田橋交差点付近

新宿歴史博物館「データベース 写真で見る新宿」ID 11456 飯田橋交差点付近

新宿歴史博物館「データベース 写真で見る新宿」ID 479 駅前付近より外堀通り四谷方向

 手前の目につく街灯は水銀灯かナトリウム灯でしょう。中央は外堀通り。自動車はヘッドランプが丸く、時代を感じさせます。
 外堀通りの町並みはこの当時、右側は下宮比町、左側は神楽河岸だったようです。その後に区境変更や住居表示があり、現在は右側は揚場町、左側は千代田区になっています。

下宮比町→神楽河岸(平成51年)
  1. 東京都水道局神楽河岸営業所
  2. 大型貨物自動車等通行止め(大型貨物自動車等通行止め)
  3. ▶都バス「飯田橋」
  4. 交通局定期券売り場
  5. 空き地
  6. 新宿東清掃事務所

▶は歩道上で車道寄りに看板等がある

  1. 空地。鉄の塀に無数のポスター跡と麻雀店の立て看板
  2. ▶交通信号機「飯田橋」。架線柱
  3. 文鳥堂書(店)
  4. (山)路(飯店)(中華料理店)
  5. 麻雀店とパチンコ店の突き出し看板

住宅地図。1976年

千代田区(写真)神楽河岸埋立 昭和51年 ID 11468

文学と神楽坂

 新宿歴史博物館「データベース 写真で見る新宿」ID 11468は昭和51年8月、飯田濠と神楽河岸、飯田橋駅西口、牛込橋周辺を撮影したものです。

新宿歴史博物館「データベース 写真で見る新宿」ID 11468 神田川 神楽河岸から飯田橋駅西口、牛込橋方向

 実際には飯田濠の周囲はID 493などで説明してあります。なお、これは飯田濠で、写真説明にある神田川の支流にあたります。
 左上のビル群はまだ説明していません。左端の少しだけ屋根が見えているのは日本歯科大学体育館(1)です。その右が9階の東京警察病院(2)で、屋上には「東京警察病院」と書いてあります。警察病院前の黒い建物と立木は富士見町教会ですが、よく見えません。その右は6階の飯田橋会館(3)で1階は郵便局でした。次は暗く見える前田建設工業別館(4)で、中に三井住友銀行が入っています。多分「前田建設工業」と書いてあるはずです。その次は石原産業東京ビル(5)で、ここも何かビルに書いてあります。その次はフジボウ会館(6)で、最上階は下よりも広くなっています。その右は前田建設工業(7)でした。

飯田濠上のビル群(千代田区)


 約30年後の写真が以下の2枚です。富士見町教会が建て直されたのを除けば、建物はほとんど変わっていません。

千代田区遺産 飯田橋サクラパーク 再開発地区全体 撮影日:平成20(2008)年6月

千代田区遺産 飯田橋サクラパーク 再開発地区全体 撮影日:平成20(2008)年6月

神楽坂1丁目(写真)外堀通り 昭和54年 ID 94とID 11873

文学と神楽坂

 新宿歴史博物館「データベース 写真で見る新宿」ID 94とID 11873は、昭和54年(1979年)1月17日、神楽坂1丁目で、外堀通りに沿って撮ったものです。

94 風景 昭和54年1月17日

11873神楽坂 外堀通り

 ID 94については地元の人の解説があります。

 写真ID:94(昭和54年1月17日)は牛込見附(神楽坂下)交差点から揚場町の方を写したものです。
 写真左から赤井商店のテント、さくらや靴店、市原燃料店、ヤマザキパン、名画の佳作座ミッシェルズコーヒーショップ、すべて閉店しました。神楽坂飯店は営業中です。
 懐かしいのは、正面の街路樹の枝の隙間から「東海銀行」が見えること。下宮比町の交差点角に支店がありました。今はスーツカンパニーです。その左のヨコ看板は残念ながら判読できません。

 もう一つ、佳作座の「作」と「座」の間に出ているものはなあに? 「部」はわかります。ほかはわかりません、ものぐさ親父「いまさら鉄ちゃん!?」の品川駅前暮色~都電3番線に乗って~昭和42年には、かすかに全体が写っています。どうやら「婦人倶楽部」と読めます。後の時代には「週刊現代」になるので、講談社の広告スペースだったでしょう。

牛込見附から飯田橋方向(昭和42年)

 神楽坂飯店の下「ば/うどん」は「そばうどん」(立ち食い店)です。
 また、転回禁止()と自転車及び歩行者専用()があります。転回禁止とは進む方向を180°変える行為で、Uターンやスイッチターンのこと。自転車及び歩行者専用とは、この標識より先、普通自転車と歩行者に限って通行できることです。