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オーシャニアクルーズ。第6日。ケファロニアー身障者の外国旅行

 10月28日(日)、10時からケファロニア島アルゴストリ市に着岸する予定。ケファロニア島は石灰岩ばかりの島。地図を参照。目的は地底湖だけです。

ケファロニア島は石灰岩が見える

ケファロニア島は石灰岩が見える

 630、起床。どうもおかしい。実際は530だった。昨日で夏時間が終わって、標準時間になったのでした。

 今日の船内新聞はケファロニア島について。それ以外に面白い記事はなさそう。

 705、ウェーブズグリルで朝食。ここで食べたくはないと思っても、寄港地ツアーに参加してみると、食べ物はここだけしかないのです。

アルゴストリ港。長い桟橋。

アルゴストリ港。長い桟橋。私たちのバスは中央左手に見えている。

島とバスの経路

バスの経路は橙色に

 1015、5階で寄港地ツアー「メリッサニ湖とドロガラティ洞窟」に。1人$129(約15,000円)。1030、出発。ガイドは中年女性で、英国的な訛り。

 最初はドロガラティ洞窟。私は洞窟に行かない。ここで1時間。「たいしたことはなかった」と妻。ただの鍾乳洞だし。そうでしょう。

ドロワガティ洞窟

ドロワガティ洞窟。撮影は妻。1周すると終わり。

 米国の中年の女性は中で撮った写真を見せてくれる。すごく明瞭なアメリカ訛り。どうもほとんど全員がアメリカの訛りだった。そういえば、船のエレベーターの前や中でもアメリカ英語だけをしゃべっていた。
 アメリカ人だと半額で乗れる。たとえば、日本人は1人で40万円かかる場合だとすると、アメリカ人だと同額で2人が乗れる。2人で40万円。1人だと、わずか20万円。だから米国人はこれほど多くなったのですね。

 メリッサニの地底湖もやはり1時間。メリッサニ湖はブルーホールのひとつで、元々はただの鍾乳洞だった。今年の「地中の歩き方」のメリッサニ湖の写真でも、また「グレートブルーホール」の写真でも、なぜか、まん丸な穴になっている。

「地球の歩き方」から

「地球の歩き方」からメリッサニ湖

ブルーホールブルーホールは鍾乳洞だった

中米ベリーズのブルーホールも鍾乳洞だった


 地底湖に行く場合、最初は長いスロープで、1人だけで進めた。200m弱ほど進み、最後に階段。4~5段ぐらい。なんとかこの階段を進むと、漕ぎ手が私を抱きかかえて、新しいボートに乗せた。やはり抵抗しないこと。漕ぎ手は「Tip」と書いた箱を見せている。

メリッサニ湖。対面の2人も日本人。

メリッサニ湖。対面する2人も日本人。

メリッサニ湖は鍾乳洞の名残がある。

メリッサニ湖は鍾乳洞の名残がある。

 最後はツアーの最北端、きれいな白亜のミルトス・ビーチ。夏になると店舗も数店でているという。250、ツアーは終わり。

ミルトス・ビーチを上から見る

ミルトス・ビーチを上から見る。

 300、またウェーブズグリルで昼食。私はマグロバーガー。

 船長のアナウンスははいるが、よくわからない。あとで手紙が回ってきた。暴風雨でコトルで1泊する予定だという。

 630、夕食。フレンチの「ジャック」で。ジャック・ペパン自身がお年寄り。生まれは1935年。彼はフランス生まれの米国人で、有名になったのもテレビ。昔ながらの料理が有名で、新しい料理(キュイジーヌ)などは論外です。私たちが頼んだものは背景が黄緑色になったメニューの料理。

 昔からやっていたテレビ料理人よりも星3つや2つの料理人のほうがよく聞こえるし、星3つや2つのレストランは東京や京都ではそれこそ沢山ある。美食の船といっても、日本人にとっては嘘っぽく聞こえる。「なんとか、ここまでやったんだ、えらいえらい」と褒めてあげよう。でも星はまだまだ。

メリッサニ湖とドロガラティ洞窟。寄港地ツアー。

メリッサニ湖とドロガラティ洞窟 ARG-001 3時間半 1:00

 ケファロニアの自然の魅力を見ましょう。ドロガラティ洞窟や地下のメリッサニ湖などで、地下に広がっています

 桟橋から出発すると、ケファロニア島の東岸に向かって進みます。この島はイオニア諸島の最大の島です。ドロガラティ洞窟に到着すると、階段を降り、大きな洞窟に行き、採光のもと劇的な効果が生まれます。鍾乳石は、ギザギザのカーテンのように天井から垂れ下がり、古代の石筍は岩場の床から上がってきます。色は主に赤、オレンジ、黄色、白で、岩の中の鉄分と、白亜と石灰岩の層からできています。

 この洞窟の年齢は推定約1億年ですが、約300年前までは発見できず、激しい地震が入り口を開いたのです。「歓楽の部屋」という洞窟の内部では、音響は完璧に近いと考えられ、コンサートはしばしば音量のある洞窟の内で行われます。有名なオペラソプラノのマリア・カラスもここで歌いました。

 続いて、北に向かい、途中でサミ町を通り、さらに有名なメリッサニ湖に出ます。この地下で起こった現象は、まさに魔法のようで、数十年前に天井の一部が崩壊し、現在は30メートルの上から来る光の軸で囲まれます。小さなボートで湖に入り、静かに漕いでいき、表面はほとんど乱さないようにします。この塩水はイオニア海の海水とアルゴストリの淡水が混じったものです。天井由来の鍾乳石は、少なくとも2万年前からと推定されています。

 その後、アルゴストリに戻ってきます。イタキ島の海峡を渡って絵のような沿岸ルートを通り、壮大な景色を望み、ミルトス湾が見え、本当に透明な白い崖が続きます。

注意。このツアーには約1時間の歩く行程があります。しかし、洞窟内の表面は自然のままで、ゴツゴツし、滑りやすい場所もあります。 ドロガラティ洞窟では階段もあります。参加者はメリッサニ湖の小さなボートに限られた援助で出入りします。ツアーは車椅子のお客様にはご利用いただけません。移動の心配がある方には適していません。快適な衣服、帽子、平坦なウォーキングシューズをお勧めします。かかとがある靴は履かないでください。洞窟の気温は冷たくて軽いセーターやジャケットも提案されています。

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10.29
MELISSANl & DROGARATI CAVE

Behold the natural attractions of Cephalonia, including those beneath the surface, such as the Drogarati Cave and subterranean Melissani Lake.

Departing from the pier, you’ll drive toward the eastern shore of Cephalonia, the largest Ionian island. Arriving at the Drogarati Cave, you’ll descend a flight of stairs into a large cavern which is lighted for dramatic effect. Stalactites hang from the ceiling like jagged curtains, and ancient stalagmites reach up from the rocky floor. The colors are predominately red, orange, yellow and white, from the iron content in the rock and the layers of chalk and limestone.

Although estimated to be 100 million years old, the cave wasn’t discovered until about 300 years ago when a violent earthquake opened an entrance. Inside the cave’s Chamber of Exaltation, the acoustics are considered near perfect, and concert events are oftenheld in its voluminous interior. Even the famed opera soprano, Maria Callas, sang here.

Continuing on, you will travel in a northerly direction, passing the town of Sami en route to the renowned Melissani Lake. This underground phenomenon looks absolutely magical in the shafts of light that come from 100 feet above, where parts of the ceiling collapsed decades ago. You’ll enter the lake by small boat, paddled in so it hardly disturbs the surface of the water, which is a brackish mix of saltwater from the Ionian Sea and freshwater that originated back in Argostoli and then flowed across the island. The stalactites hanging from the ceiling here are estimated to be at least 20,000 years old.

Afterwards, you’ll return to Argostoli via a picturesque coastal route that offers spectacular views across the strait to the island of Ithaca, and further along, Myrtos and its dramatic sheer white cliffs.

Please note. This tour includes approximately l hour of moderate walking; however, surfaces inside the caves are natural, uneven and can be slippery. There is also a flight of steps to negotiate at Drogarati Cave. Participants must be able to enter and exit the small boats at Melissani Lake with limited assistance. The tour is not available to wheelchair guests and not considered suitable for those with mobility concerns. Comfortable clothing, hat and flat walking shoes are recommended. No heels please. Temperatures in the caves can be cool so a light sweater or jacket is also suggested.