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『ここは牛込、神楽坂』…牛込倶楽部、立壁正子さんが編集長

文学と神楽坂


「牛込倶楽部」が作るタウン誌『ここは牛込、神楽坂』は1997年(平成9年)夏から2001年(平成13年)春まで第1~18号を出版しました。立壁正子さんがやっていましたが、癌で急死、18号で終わりました。残念です。
 参考までに特集を掲げて起きます。古老、作家、地域の人、日本画、大学とあらゆるものを対象にして作っていました。ささいなことでもあるのかないのか調べるという姿勢が素晴らしい。どこか一歩が、先に行っている。ほかのものと比べると、360°よく見えていて、調査も行き届いている。
 本編で『ここは牛込、神楽坂』から参照したものはいろいろありますが、「第13号。路地・横丁に愛称をつけてしまった」が一番多く、「藁店、地蔵坂界隈いま、むかし」や相馬屋などが次に続きます。

 1号 神楽坂に寄せて。
 2号 神楽坂古典芸能
 3号 神楽坂でENJOYひとり暮らし。
 4号 泉鏡花と牛込、神楽坂
 6号 忠臣蔵と牛込、神楽坂。ラーメン、ラーメン
 7号 藁店。地蔵坂界隈
 8号 神楽坂粋すじ事情
 9号 「まち」と大学の素敵な関係。東京理科大学
10号 漱石と神楽坂。
11号 神楽坂で昼食を
12号 電脳都市神楽坂
13号 神楽坂を歩く。路地・横丁に愛称をつけてしまった
14号 神楽坂を歩く。神楽坂の緑
15号 日本画の巨匠 鏑木清方と牛込
16号 拠点としての神楽坂
17号 「まち」と大学の素敵な関係。法政大学編
18号 「寺内」から、神楽坂・まちの文脈を再考する