1枚の写真(上田屋履物)

文学と神楽坂

 改造社の『日本地理大系』で「昭和5年の神楽坂通り」の写真です。問題はどこを撮ったの?

新宿と文学

 上田屋履物店だけがはっきりと絵の右側に見えます。その次は「○○メリヤス店」がでています。のぼり旗や垂れ幕などが異常に無数に立っています。

 1丁目から東の方をみる可能性もありますが、新宿区郷土研究会『神楽坂界隈』(平成9年)の岡崎公一氏の「神楽坂と縁日市」「神楽坂の商店変遷と昭和初期の縁日図」を見ると、おそらくここではないといえそうです。どうも、5丁目から6丁目をみるほうがよさそうです。

 同じく「神楽坂の商店変遷と昭和初期の縁日図」を見ると、右手に「上田屋履物」と「浜田メリヤス店」が見えます。ここではないでしょうか。

5丁目の商店

 屋台があったのか、はっきりしませんが、あってもいいと思います。

 現代の写真は
5丁目の商店街

 でも。現在と昭和5年の写真を比べると、下の赤の建物は何でしょう?

向こうに見える建物はなに

向こうに見える建物はなに

 新宿区教育委員会の『地図で見る新宿区の移り変わり』(昭和57年)の昭和5年と比べて見ると、こう見えたのでしょうか? それともアーチ状の屋根が一見建物に見えたのでしょうか? よくわかりません。まだ疑問を残したまま、仕方なく、終わりにします。
昭和5年、あの建物は

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください