本多横丁はかつて「すずらん通り」といっていました。記憶に頼ると、巨大なアーチ看板もあったと思います。しかし、写真はない。本当にない。そこで新宿歴史博物館に聞いてました。なんと「すずらん通り」がはいった写真は1枚だけで…
しかもピンボケ。でも電柱2本に「すゞらん」と書いてある。
ちなみに、下水はこの時点で汲み取りのおかげで、きれいでした。
新宿歴史博物館はもうひとつ写真を貸してくれました。
こちらは2階建ての家が少ないことから、時代は少し早く、まだ「すゞらん」と書いていません(と思う)。また、昭和20年代の本多横丁の街灯は、昭和30年代に神楽坂通りで見た街灯(↓)とは少し違っています。
一方、この本多横丁の戦前(ID 96)と戦後の街灯がよく似ています。ただし、電灯の形は違っているようです。
では地図を見ておきます。これは昭和27年の地図です。中央は本多横丁で、一番下は神楽坂通り。
その次は昭和35年の住宅地図しかありません。これは左に神楽坂通りがあり、真ん中が本多横丁です。
本多横丁(年は不明) | |
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20/12/10→21/11/6