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高田馬場の流鏑馬

文学と神楽坂

流鏑馬

穴八幡神社の入口

文化財愛護シンボルマーク新宿区指定無形民俗文化財

高田(たかたの)馬場(ばば)(やぶ)鏑馬(さめ)
所在地 新宿区西早稲田二丁目一番十一号
(穴八幡神社内)
指定年月日 昭和六十三年三月四日
 享保13年(1728)徳川将軍吉宗が世嗣の疱瘡平愈祈願のため、穴八幡神社へ奉納した流鏑馬を起源とし、以来将軍家の厄除けや若君誕生の祝いに高田馬場で流鏑馬が奉納された。
 明治維新以降中断し、昭和9年に皇太子(現天皇)誕生祝いのため再興され、数回行われたが、戦争のため中断された。昭和39年流鏑馬の古式を保存するため、水稲荷神社境内で復活し、昭和54年からは都立戸山公園内に会場を移し、毎年10月10日高田馬場流鏑馬保存会により公開されている。
 古式豊かで勇壮な高田馬場の流鏑馬は、小笠原流によって現在に伝えられており、貴重な伝統行事である。
   平成4年8月
東京都新宿区教育委員会

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