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オーシャニアクルーズ。第4日。クレタ島ー身障者の外国旅行

 10月26日(金)クレタ島のイラクリオン市に。

 545、起床。630、15階のホライズンにCoffee Cornerに行ったが、まだ暗くて、誰も来ないし、コーヒーもない。700、12階のテラスカフェで朝食。

テラスカフェ

テラスカフェ。中央奥に料理の山が沢山ある。右のアフリカ系の男性は正確にアメリカ英語を話していた。

Currents 2018/10/26

Currents 2018/10/26

 毎日、船内新聞「CURRENTS(海流)」が届く。今日、どんなことを行うといいのかを説明したもので、1頁目はイラクリオンの案内、2頁以降はその他の情報。港湾局が無料シャトルバスを出すという情報もあった。ここで、イラクリオンの情報をGoogleの手を借りて最初のページを翻訳してみました。で、日本人が好きな情報はまずないか、とっても少ない。

 820、5階のシアターステージがエクスカーションの出発点に。(このエクスカーションという言葉は寄港地ツアーや小旅行と訳すのが良さそうです)

 バスは、クノッソスに行く。私たちの寄港地ツアーは「クノッソス遺跡を3Dで」である。ガイドは女性でした。

Knossos in 3D software

これが”Knossos in 3D”の本体。これを首にかける。

 クノッソスへの寄港地ツアーは写真で。昔は半身麻痺では歩くのは難しいところもあったけど、現在は慎重に動ける限り、まず大丈夫。(写真は全部で10枚。順番に出てきます)

廃棄抗行列が並ぶ王座の間中央広場から王座の間王座の間中央広場からの光景柱廊の間王妃の間牛の壁画牛の壁画


















 この遺跡としてははっきり分かる嘘も多く、だから世界遺産に入らない。インターネットの「旅人 legend ej の世界紀行・心に刻む遥かなる『時』」では「コンクリートを初め、自然界からの顔料などではなく、石油化学で製造された塗料を使った過剰な『こうであろう復元・複製』は、かなり『やり過ぎ』と批評され、純粋な意味での考古学研究の精度を狂わせている、という手痛い意見もある」と書いてあります。

 また説明板があるものの一部ですが、訳すことに。ところが、英語にはあっても日本語にはないものもあり、欧米だけでしか知られていない情報も。

 1215、考古学博物館に。入場料は一人€10。これも写真で。€10は高く、普通は行かない。でも、これだけのものがあるなんて。絶対行くべきでした。

大理石の彫刻

大理石の彫刻

貝を持った女性

貝を持った女性

印鑑

印鑑

クノッソス遺跡の模型

クノッソス遺跡の模型

象牙、金などの芸術品

象牙、金などの芸術品

儀式用双斧

儀式用双斧

人間や昆虫の模型

人間や昆虫の模型

巨大瓶

巨大瓶

ある部屋

ある部屋


 1250、バスに戻り、1325、船の部屋に戻る。

 帰ってみると、右足の装具についていた金具が外れていた。困った。困ったときのバトラー頼り。しかし、バトラーは1700にならないと出てこないという。

 妻は1355~1420に洗濯室に行く。米ドルだけが使用可能で、1台が2ドル。洗濯と乾燥で1台ずつ使うので4ドルかかる。

 1600、15階のホライズンで、弦楽四重奏団の演奏を聞きながら、昔ながらのアフタヌーンティー。私はすべてのお菓子を食べる。1645、終了。

右足装具。かかとで装具ががなくなった。代わりに6角ボルトが入っている。

右足装具。かかとで装具ががなくなった。代わりに6角ボルトが入っている。

 1730、右足の装具についてバトラーがまだ来ない。そこで電話をかけ、来てもらう。1740、バトラーがやってくる。直せそうだという。

 1830、装具の救急処理は終って、直ってきた。足には6角ボルトが止めてあった。これが直るのもクルーズのおかげで、大感謝。

 1845、テラスカフェで夕食。ロブスターとエビのグリル、パパイヤサラダ、豚ロースト、ギリシャとベトナムの春巻き、前菜のサーモンなど。お寿司は食べにくく、うまいとはいえない。1930、終了。

 2000、風呂

コトル。Currents

CURRENTS。旧市街コトルを中心に

CURRENTS。旧市街コトルが中心

 モンテネグロで最も古くて最も有名な町のひとつがコトルです。沿岸のこの町は、ロブチェン山の麓にあり、コトル湾で一番奥深くにある場所。コトルは典型的な地中海の旅行先であり、古くて狭い通りには、ロマンチックなバーやレストラン、小さな店舗、古代の遺跡、教会、絵のような建物が並んでいます。有名な詩人や作家は、コトル湾の美しさを作品のひらめきとして利用してきました。コトルはユネスコの世界自然と文化歴史地域に登録されており、また、世界各地の船乗りには有名なヨットと航海の目的地となっています。
 モンテネグロの山の町々を旅した人は、コトルは歴史と伝統がそれこそ一杯ある地域です。アドリア海の沿岸で、主要な港町コトルはオルジェン山脈の麓にあり、ここでは深層水が古い渓谷にしずんでいく場所です。この町は、見事に中世の城壁に囲まれ、モンテネグリン人、セルビア人、クロアチア人、ロマニ人などが友好的に出会う地域です。旧市街コトルは、ユネスコの世界遺産ですが、1979年の地震がその一部を破壊し、その後、復元しました。破壊したものは、ロマネスク様式の教会、イコノ(聖画像)の品々、中世の建物などです。今日、つつましく、しかし、美しく豊かな山小屋が何軒もある登山口になり、古くからの習慣の一部は依然として日々の生活になっています。
 コトルは山が好きな人には興味は尽きない場所です。山頂にある聖ジョバンニ要塞に向かって、ハイキングの情熱を持つ人たちにとっては専用の道があります。逆に海面にいるのを好む人は、航海用具を借り、心の中の船乗りを見つけましょう。コトル(ボカコトルスカ)湾では、海水は穏やかで、ダイビングの絶好の機会です。ダイビングクラブ「Zubatac」でダイビング用具をレンタルできるか、聞いてみましょう。
 旧市街の東上を4.5キロほど進むと、ほぼ垂直な崖になり、城壁は曲がりくねったものになります。それは小さな万里の長城のようです。1350歩を登ると、聖母教会(山腹)や山頂の聖ジョバンニ要塞から、コトルの町や湾の素晴らしい景色が広がります。体力に自信がある人にのみ推奨されますが、さらに上に行くと、一部の道はなくなります。靴は正しく選んでください(スニーカーよりも頑強な靴で、サンダルはだめです)。366メートル上に行くのは1時間ほどかかります。城壁には2つの入口があります。1つは聖メリ教会の北門近くで、もう1つは旧市街の南門に近いところにあります。
 コトルのユニークな料理の定番は、純粋なおふくろの味の食事です。野菜と一緒に煮込んだ子羊、ミルクで調理した子羊、カラードグリーン(キャベツの一種)入りのポークシチュー、濃い色の葉菜類、この品々で日常の食品に香ばしい暖かさを加えるのです。レストランに入ったら、今日のお奨めはなあにと聞いてみてください。ここじゃあ焼き魚だな、などと答えが帰ってきます。てっとり早い食べ物は地元の焼き物料理です。通常のお気に入りには、プジェスカビア、ラムか豚肉か牛肉のハンバーガー、チェバピ、豚のひき肉、牛の肉まん、付け合わせは焼き玉ねぎとサワークリーム。食べ物にあわせたワインのヴラナッツは、ベリー風味の辛口赤ワインで、この地域の特産品です。一方、クルスタックは、花の匂いがある辛口白ワインで、お土産には好評です。もっと強力なのは地元のブランデーのラキヤで、梅かアプリコットかブドウで作り、ハーブとハチミツの匂いがします。
 旧コトルをショッピングすると可能性が無限に広がります。ブティック、ギャラリー、カフェ、ショップが桟橋の徒歩圏内にあります。城壁の中に入ると、さらに多くの選択肢があります。市街地ではイタリア製の最高仕様の商品を探しましょう。素晴らしいお土産専門店や宝石、本、写真、絵、地元の美術品などの店舗もあります。地元のワインも数本買ってみましょう。

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One of the oldest and most famous Montenegrin towns is Kotor. The coastal town is located in a most secluded part of the Gulf of Kotor, at the foot of mountain Lovcen. Kotor is a typical Mediterranean travel destination with old narrow streets, romantic bars and restaurants, small shops, antique monuments, churches and picturesque buildings. Famous poets and writers have used the beauty of the Bay of Kotor as inspiration for their works. Listed as unesco World Natural and Historical Heritage Site, Kotor has become a famous yachting and sailing destination for skippers around the globe.

Journey through the mountain towns of Montenegro, a winsome country full of history and tradition, on the coast of the Adriatic. The main port city of Kotor bustles at the foot of Mount Orjen, where deep waters submerge an ancient river canyon. Surrounded by impressively high medieval walls, the town is a welcoming juncture of ethnic Montenegrins, Serbians, Croatians, Romani and others. Old Town Kotor is a unesco World Heritage Site, restored after a 1979 earthquake damaged parts of its Romanesque churches, iconographic monuments and medieval buildings. Today, the port is the gateway to a chain of humble yet beautiful and enriching mountain hamlets where old customs are still part of daily life.

Kotor is an interesting place for mountain lovers. Towards the peak Sveti Iven (St. Ivan), above Kotor, there is a path dedicated for those who share a passion for hiking. For those who prefer to remain at sea level, explore the possibility of renting sailing equipment and discover your inner sailor. Next to the channel of Bay of Boka Kotorska, the water is calm presenting a great opportunity for diving. Inquire at the diving club “Zubatac” (Dentex) for the possibility of renting diving gear.

Stretching some 2.8 miles (45 kilometers) directly above and east of the Old Town, on almost vertical cliffs, is the meandering upper town walls. It looks a little like a short version of the Great Wall. Climbing up the l,350 steps will be rewarded by an excellent view of Kotor and the bay from the Church of Our Lady of Health (half way up) and the St. John’s fortress on top. Only advisable for physically fit people, furthermore on some sections the steps are broken up. Choose your footwear wisely (sturdy shoes preferable over sneakers and definitely no flip flops). The 1,200 foot (366-meter) ascent may take an hour. There are two access points to the Upper Town Walls, one near the northern gate by St. Mary’s Church, and one closer to the southern gate to the Old Town.

Kotor’s unique culinary staples are pure comfort food. Try any of a variety of stewed dishes. Boiled lamb with vegetables, lamb cooked in milk, and pork stew with rastan, a dark leafy green, infuse the native diet with savory warmth. Ask for the catch of the day in any restaurant,too–grilled fish is delicious here. For quicker fare hit a local grill. Regular favorites include Pljeskavia, a lamb pork and beef burger, or cevapi, minced pork and beef in bun with grilled onions and sour cream. Pair food with wine here, Vranac, a dry red with high berry flavors, is the region’s specialty. Krstac, a dry floral white, is another local worth sipping. More potent is rakija, a local brandy made with plum,apricot or grape and flavored with herbs and honey.

Shop Old Kotor for endless possibilities. Boutiques, galleries, cafes and shops start within walking distance of the pier. Once inside the walls of the town, even more options unfold. Look for high end Italian labels lining the streets next to great souvenir boutiques and shops with jewelry, books, photography and prints and local antiques. Bring back some of the local wine, too.