「神楽坂上」に向かって左側の「丸岡陶苑」は和陶器を売る店です。
創業は明治24~25年(1891~92年)。場所はここ
渡辺功一氏の『神楽坂がまるごとわかる本』によれば「明治25年、和陶器の「丸岡陶苑」創業。神楽坂3丁目」とあります。
牛込倶楽部の『ここは牛込、神楽坂』第14号には…
「坂を上がって左手の丸岡陶苑さん。ここのウインドーは季節感豊かで、閉店後も灯りがついているので、夜遅く通りがけに足を留める人も多いのですが、とくにうれしいのが、箱根細工の小さな懐かしい道具類。茶箪笥、鏡台などは引き出しも開くという凝りよう。これはセットでなく、バラ売りで、今度はこれをと思いながら見るのも楽しみ」
右側のショーウインドウは、陶器でつくった人形がテーマになっています。例えば、2月はお花祭りでした。これは12月です。価格は決して高くはありません。小さい人形は1000円から3000円までです。
神楽坂の通りと坂に戻る場合は
以下の記事の中に
https://kagurazaka.yamamogura.com/whose-sode/
丸岡陶苑の先代のご主人の話が記されています。『神楽坂がまるごとわかる本』とは経緯が違いますね。
「角のせとものや」の河合さん
https://kagurazaka.yamamogura.com/河合陶器店/
と丸岡陶苑とは親戚だと聞いています。