新宿歴史博物館「データベース 写真で見る新宿」ID 9902、ID 9903、ID 9904は昭和50-51年頃、赤城神社を撮っています。
赤城神社の拝殿を正面から撮りました。本殿は、この奥に位置します。屋根は一見、入母屋造風で破風が正面を向いています。これは権現造と呼ばれる形式で、戦災で失われた社殿にならったものでしょう。鈴緒は賽銭箱に向かって垂れています。表柱(向拝柱)は4本見え、回廊の欄干には擬宝珠の飾りがあります。
狛犬は一対で、その台座に改代町の銘があります。改代町は1779年にこの狛犬を奉納しました。
右端に金網フェンスがあります。
右から赤城神社の拝殿、おそらく杉1本、赤城会館です。赤城会館には左三つ巴紋()がつけられています。会館は結婚式などを行っています。
右から赤城会館、昭忠碑の台座、鳥居、下に行く北参道。「昭忠」とは忠義を明らかにすること。日露戦争の陸軍大将大山巌が揮毫、しかし、平成22年9月、赤城神社の立て替え時に撤去。かわって赤城出世稲荷神社・八耳神社・葵神社という3神社が建立。