気まぐれ本格派(1)

文学と神楽坂

 「気まぐれ本格派」は昭和52年(1977)年10月26日から昭和53年(1978)年9月20日まで日本テレビ系列で放送されたテレビ映画です。最初は道路や石畳を中心に書いていきます。

 最初は、神楽坂通り/美観街の標識で、構成は4つ。赤い文字で➀「神楽坂通り」と➁「美観街」、脇には➂縞々のH、さらに➃四角の箱です。夜になると、外から水銀灯で照らしています。

 次は「餅花もちばな」を模した正月向けの飾りです。本来は餅が柔らかいうちに団子にして、花に見立てて木の枝につける冬の風習です。

 これも冬の風景。クリスマスではないと思います。この時代、クリスマスだからといっても大々的に大騒ぎはしませんでした。ほかにも、いろいろな造花があったようです。

 芸者新道ですが、これも石畳でした。なお、2枚目の「堂」は「明月堂」の「堂」です。

 さらに牛込橋も石畳でした。下で青線で引いた場所でしょう。
 軽子坂も出てきます。今と道幅は同じです。左側の高い石積みと塀は地元の資産家・升本家の広大な本邸でした。車止めの部分が門にあたります。

 なお「軽子坂プロジェクト」でビルが後退したのは津久戸町のところです。
 田口重久氏の「歩いて見ました東京の街」では

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