クルーズ」タグアーカイブ

オーシャニアクルーズ。第1日。アテネー身障者の外国旅行

出発とアテネ

 2018年10月22日(月)成田発でカタール航空0807便を使い、妻とアテネに。出発は22:20。10月23日(火)、 アテネ着。予定は12:10。

 空港からタクシーで市内に。車のナンバープレートのすべては、ギリシャ文字ではなく、通常のアルファベットで書いてある(と思った)。実は、アルファベットのA、B、E、H、Iなどはギリシャ文字のアルファベットと同じ。タクシーの運転手はナンバープレートもギリシャ文字で書いてあるという。

 アテネのエレクトラ・メトロポリスというホテルにつく。

Greek Travel Pages (https://www.gtp.gr/AccomodationDetails.asp?ID=81810)

 15時のチェックインの前なので、ホテルのロビーでグリークコーヒー(Greek coffee)を飲んだ。コーヒー粒が下に沈んでから飲むのだが、ここは粒が少なく、一般のコーヒーとよく似ていて、おいしい。飲み終わると、アテネの市街に。ホテルにスーツケースを置けるので便利。

ホテルのロビー。中央奥にカフェがある。

ハッピートレイン

ハッピートレイン

 14時ごろ観光バスのHappy TraiNに。シンタグマ広場から出発。ちょうど1時間で簡単に見られる。(上は会社のPRから)。

 インターネットでは、ハッピートレインは排気ガスがひどいなど、悪評プンプンだったが、1両目の最後の列なので、排気ガスはほとんど気にならない。ハッピートレインのコースを調べようとしたが、会社が提供するコースはこれだけ。大きな下向きの矢印はシンタグマ広場の出発地点。後は右側を回り、次に左側を回る。

happy Train in Athens (route)

アテネのハッピートレイン(経路)

 女性ガイドさんの英語はひどく、いっていることはよくわからないが、これはなになにです、という説明だけで、それ以外の説明はなさそう。

ハドリアノス門

ハドリアノス門

プラカ地区

プラカ地区

 ちょうど1時間でトレインが終わり、無名戦士の墓に。出かけるときに雨は降っていなかったが、行く途中で降り始めた。雨のためなのか、15:30の衛兵の交代はなかった。

無名戦士の墓

 16時ごろ、ホテルに帰り、18時ごろ、夕食を取ろうとすると、9時半にならないと空席はないといわれて、結局、9時半に夕食。ホテルの最上階にレストランがあり、ここからアクロポリスがよく見える。この夕食は西洋風のもので、普通でした。

ホテルのレストランから。アクロポリスがよく見える。

ホテルのレストランから。アクロポリスがよく見える。

オーシャニアクルーズ。第2日。アクロポリスー身障者の外国旅行

アテネとアクロポリス

 2018年10月24日(水)早朝、ホテルで朝食を取り、アクロポリスに。アクロポリスの開場は8時からで、8時半にはアクロポリスの下についた。入場料を払う。

 普通の人は10分もあれば、ここからアクロポリスの上まで到着するが、右半身麻痺の私はそうはいかない。急峻な階段では妻が私の左側につき、まず妻が1段上に登る。そのあと、私は右足を一歩、前に出して、段差を上に登る。このとき、数回だけ、ふらついた。そんなとき、妻は全力を挙げて、倒れないようにする。最後は楽な左足で、失敗はない。右足と左足が1歩ずつ上につくと、また、次の1歩が始まる。結局、1回も転倒も転落もしなかった。30分弱がかかったが、午前9時なので、まだ人は増えていなかった。

 また、最後の段差にはすべて手すりがあった。ほっとする。しかし、予約があれば、身障者用のリフトで上に行くこともできたという。知らないものなあ。Disabled Access at the Acropolisを見ておけばよかった。

アテナ・ニケ神殿などを帰りに撮った写真。手すりがあるので楽。人が多くなっている

 アクロポリスの上は➀プロピレア(前門)とアテナ・ニケ神殿などの群、➁パルテノン神殿、➂乙女6人の像が有名なエレクティオン神殿、の3種しかない。40年前、見たことがある私は上に立てただけでもOKで、妻はぐるりと回る。エレクティオン神殿だけは遠くから見ることになる。

アクロポリス

アクロポリス

エレクティオン神殿

エレクティオン神殿

 これらをつくる大理石は、岩石学的には「結晶質石灰岩」といい、石灰岩がマグマの熱を受けて再結晶したもの。地中海の山はほとんどが石灰岩(limestone)でできている。なお、岩がない「石灰」も英語ではlimestoneを使います。

 説明板のいくつかについて、翻訳をやってみた。パルテノン神殿の修復プロピレアで、絵をダブルクリックしても出てくる。しかし、説明板の文字はなんとも細かく、普通は読まない。つまり、誰も読まない英語とギリシャ語で書いてある。

パルテノン神殿

パルテノン神殿の修復の解説

プロピレアの解説

プロピレアの解説


 帰る途中で、大量の観光客が下からやってきた。この前に私たちの観光は終わったの で、ほっとする。同じく慎重に慎重に足を進め、10時を超えて、下の売店に入った。「アクロポリス」という本(▼)を買った。

アクロポリス復元

日本語版「アクロポリス」から

 いったんタクシーでホテルに戻り、チェックアウト。荷物はホテルに置いておき、ブラカ地区で昼食。ホテルに戻り、タクシーでピレウス港に向かう。

 午後2時ごろ、オーシャニアクルーズのリビエラに乗船。

オーシャニアクルーズ。第2日と第3日。乗船と海上ー身障者の外国旅行

 10月24日(水)午後2時ごろ、オーシャニアクルーズのリビエラに乗船。

https://www.ytk.jp/cruise/ship/oceania_riviera/

 部屋にはいるとシャンパンとカナッペ4個があった。

 ペントハウス以上の乗客でないと、掃除が終わる3時以降まで船室に入れない。甲板にいる人も多い。

 1715、全員が避難訓練を行った。しかし、我が家は車椅子がないと訓練は無理で、家の避難訓練は翌日に。

 1800、ピレウスから出港。1830、6階のグランドダイニングルーム夕食

 食後、風呂に入る

 夜になり、出航後3時間が経ったところで、船長のアナウンスがあった。医者が診断して、客一人が病気になって、この船はピレウスに戻る予定だという。夜12時に再度ピレウスを出港。

 10月25日(木)630、起床。朝、妻は11階のエグゼクティブ・ラウンジでコンシェルジェから聞いた話として、6時間遅れなので、予定通りには行かず、ロードス島の寄港は不可能だという。

 800、朝食でグランドダイニングルームに行くときに、正式な船長のアナウンスがあり、前日の異常事態でロードス島はキャンセルになったという。これで、1日中、海上に。あとで手紙が回ってきた。

 朝は、私は朝のステーキ(breakfast steak)とクランベリージュース、コーヒーを、妻はオムレツ、オレンジジュース、コーヒーを頼む。朝のステーキは昔米国に住んでいたときに食べたことがあるものとまったく変わらない。ただただスジが硬く、噛んでも噛み切れない。それを何切れか噛んでいると、それが喉の先に行かない。苦しくなり、スタッフを呼ぶ羽目に。すぐに落ち着いたが、これが「朝のステーキ」です。850、朝食終了。現病に「強直性脊椎炎」があるので、これが関係する可能性もある。

グランドダイニングルーム

グランドダイニングルーム

 930、バルコニーのドアが開かない。バトラーを呼ぶが、彼でも直せない。1030、メンテナンスが来て、直る。

 TVを見ると、ニュースにはMSNBC、BBC、さらにルパート・マードックがつくったFoxとSkyを放送中。FOXがでてCNNがでないのは変。

 1130、昼食は12階のウェーブズグリルで。2人でサラダ、神戸牛バーガー、トロピカルのスムージー、アイス、レモンクッキー。

 後方のエレベーターで帰り、11階のエグゼクティブラウンジでカプチーノ、クッキー。

 1500ごろ、14階のバリスタスでコーヒー。ただなので、部屋に焙煎装置がなくてもいい。

バリスタス

バリスタスでもコーヒーが飲める。

 もし外に出たとすると、ものすごい風が吹き荒れている。見るだけで、よくわかる。

 1800、5階で4組が避難訓練。1組は救命胴衣を忘れていた。2組がアメリカ人。1組がヨーロッパの人。タバコを吸わないこと以外には何もなかった。10分以内で終了。

 船にいる日本人は数名が個人で、JTBの団体が20人ぐらいで、他にはなく、それ以外はアジア人(国籍で米国人も含む)が3~40人ぐらい、ヨーロッパの人やイギリス人も多くはなく、あとは全員アメリカ人だった。しかも、全員がアメリカ語を使い、きれいで上品でゆったりした発音。日本にいるときには全く忘れていた感覚だった。

 1810、15階のホライズンで船長主催の歓迎パーティー。船長は挨拶を。

船長主催の歓迎パーティ。

船長主催の歓迎パーティ。

 1830、14階のトスカーナ夕食

オーシャニアクルーズ。第4日。クレタ島ー身障者の外国旅行

 10月26日(金)クレタ島のイラクリオン市に。

 545、起床。630、15階のホライズンにCoffee Cornerに行ったが、まだ暗くて、誰も来ないし、コーヒーもない。700、12階のテラスカフェで朝食。

テラスカフェ

テラスカフェ。中央奥に料理の山が沢山ある。右のアフリカ系の男性は正確にアメリカ英語を話していた。

Currents 2018/10/26

Currents 2018/10/26

 毎日、船内新聞「CURRENTS(海流)」が届く。今日、どんなことを行うといいのかを説明したもので、1頁目はイラクリオンの案内、2頁以降はその他の情報。港湾局が無料シャトルバスを出すという情報もあった。ここで、イラクリオンの情報をGoogleの手を借りて最初のページを翻訳してみました。で、日本人が好きな情報はまずないか、とっても少ない。

 820、5階のシアターステージがエクスカーションの出発点に。(このエクスカーションという言葉は寄港地ツアーや小旅行と訳すのが良さそうです)

 バスは、クノッソスに行く。私たちの寄港地ツアーは「クノッソス遺跡を3Dで」である。ガイドは女性でした。

Knossos in 3D software

これが”Knossos in 3D”の本体。これを首にかける。

 クノッソスへの寄港地ツアーは写真で。昔は半身麻痺では歩くのは難しいところもあったけど、現在は慎重に動ける限り、まず大丈夫。(写真は全部で10枚。順番に出てきます)

廃棄抗行列が並ぶ王座の間中央広場から王座の間王座の間中央広場からの光景柱廊の間王妃の間牛の壁画牛の壁画


















 この遺跡としてははっきり分かる嘘も多く、だから世界遺産に入らない。インターネットの「旅人 legend ej の世界紀行・心に刻む遥かなる『時』」では「コンクリートを初め、自然界からの顔料などではなく、石油化学で製造された塗料を使った過剰な『こうであろう復元・複製』は、かなり『やり過ぎ』と批評され、純粋な意味での考古学研究の精度を狂わせている、という手痛い意見もある」と書いてあります。

 また説明板があるものの一部ですが、訳すことに。ところが、英語にはあっても日本語にはないものもあり、欧米だけでしか知られていない情報も。

 1215、考古学博物館に。入場料は一人€10。これも写真で。€10は高く、普通は行かない。でも、これだけのものがあるなんて。絶対行くべきでした。

大理石の彫刻

大理石の彫刻

貝を持った女性

貝を持った女性

印鑑

印鑑

クノッソス遺跡の模型

クノッソス遺跡の模型

象牙、金などの芸術品

象牙、金などの芸術品

儀式用双斧

儀式用双斧

人間や昆虫の模型

人間や昆虫の模型

巨大瓶

巨大瓶

ある部屋

ある部屋


 1250、バスに戻り、1325、船の部屋に戻る。

 帰ってみると、右足の装具についていた金具が外れていた。困った。困ったときのバトラー頼り。しかし、バトラーは1700にならないと出てこないという。

 妻は1355~1420に洗濯室に行く。米ドルだけが使用可能で、1台が2ドル。洗濯と乾燥で1台ずつ使うので4ドルかかる。

 1600、15階のホライズンで、弦楽四重奏団の演奏を聞きながら、昔ながらのアフタヌーンティー。私はすべてのお菓子を食べる。1645、終了。

右足装具。かかとで装具ががなくなった。代わりに6角ボルトが入っている。

右足装具。かかとで装具ががなくなった。代わりに6角ボルトが入っている。

 1730、右足の装具についてバトラーがまだ来ない。そこで電話をかけ、来てもらう。1740、バトラーがやってくる。直せそうだという。

 1830、装具の救急処理は終って、直ってきた。足には6角ボルトが止めてあった。これが直るのもクルーズのおかげで、大感謝。

 1845、テラスカフェで夕食。ロブスターとエビのグリル、パパイヤサラダ、豚ロースト、ギリシャとベトナムの春巻き、前菜のサーモンなど。お寿司は食べにくく、うまいとはいえない。1930、終了。

 2000、風呂

オーシャニアクルーズ。第5日。サントリーニ島ー身障者の外国旅行

 530、起床。サントリーニ島に行く予定。今日の船内新聞『Currents』はサントリーニ島の一般的な情報、ロバに乗るのはやめよう、連絡船(tender boat)についてなど。

gangway

gangway

 なお、gangwayの訳は自宅に帰るまでわかりませんでした。これは船の舷門(げんもん)か舷門に通ずる通路のこと。舷門とは、上甲板の横にあり、タラップを使って、人が出入りする戸口(ドア)のこと。実際は「舷門への通路」で使っているのが、一番多いようでした。

 630。モーニングを部屋で。昨夜からドアに「モーニングサービス」の紙をかけておく。ホテルで食べる普通の朝食でした。
In-suite breakfast serviceIn-suite breakfast service2朝食はモーニングで


 830、寄港地ツアーに。私たちが選んだのは「サントリーニのワイン醸造所とイア」。1人で$199(約22,500円)。

 クルーズ船からテンダーボート(連絡船)に乗ろうとして、杖を手から離した。そのままでは、杖は海の中に落ちる。しかし、船員が空中で杖を拾ってくれて、大事には至らなかった。次にテンダーボートから上陸しようとして、また杖を離した。今回は妻が拾ってくれた。

 半身麻痺がある場合、クルーズ船からテンダーボートに乗り換える場合と、テンダーボートから上陸する場合に、一瞬だが麻痺がない片手は、船からもボートからも離れる。別の片手は麻痺している。つまり、宙に浮く。慌てて、何かを持とうとして動くのだが、これで杖は意識から消え、最悪の場合、海中に消えてしまう。テンダーボートに乗り換える場合、自分の身は乗員に任せること。杖は妻に渡すこと。これがわかったのはもう少し先のことである。

テンダーボートから

テンダーボートから

アティニオス港

アティニオス港

サントス・ワイナリー

サントス・ワイナリー

 今回のガイドは中年の男性。なかなか、かっこいい人物。アティニオス港から約20分で最初の場所、ワイナリーにつく。

 ワイナリー(Santo Wines Winery)では、工場の見学などはなく、 直ちに試飲に。赤ワイン、白ワイン、デザートワインの3種類が飲める。赤と白は私たちにとっては美味しくなく、同乗者でも残す人も多い。デザートワインはおいしく、まあ安い。妻はデザートワイン2本(2本で€42.99、つまり約5500円)と、菓子2箱を買う。

Wineryで。ここでも外輪山の頂上にある。

外輪山の頂上にあるワイナリーで。

イアの地図

イアの地図。「地球の歩き方」から

 ここからイア(Oia)に。同乗の米国人はオアと読んでいる人が多い。

 バスは島の東側を高速で走る。外輪山の風景はどこにもなく、普通の島を突っ走る。

 約20分でOiaに。バスは駐車場に止め、私たち2人だけは一直線に、ショートカットで行く。地図は上のバスステーションから一直線に、まず下のメインスクエアに。

メインスクエアに建つ教会。

メインスクエアに建つ教会。

Oiaから見た風景

Oiaから見た風景

Oiaから

Oiaから

フィラに。右側の○で降ろしてくれて、左側の○で昼食。

フィラに。右側の〇で降ろしてくれて、左側の〇で昼食。この図はコンシェルジェからもらった地図。

 その後フィラに。今度は外輪山の頂点を回る。長さでいうと一番長く、Oiaからフィラに行くのに約30分。

 私たちがやはり最短距離(右図の右〇)でケーブルカーに乗るように降ろしてくれる。ケーブルカーのチケットをもらい、これでバスはおしまい。

 直線的に上に行くと、ケーブルカーの入口はここにある、という看板が出ているようだ。ケーブルカーの隣で食事(右図の左〇)。

 1330、ケーブルカーで急降下して降りる。

ケーブルカーは1台6人ぐらい。

ケーブルカーは1台6人ぐらい。4人というのは嘘だと思う。

テンダーボートで帰る

テンダーボートで帰る

 1400、クルーズ船に。もう一度、サントリーニ島の火口を見る。真っ黒な岩がゴツゴツとしている。活火山なので、草木はまだ見えない。

 1610、出航に気がつく。

Oiaに。遠くに風車も見える。

Oiaが見え、遠くに風車も見える。

 1640、妻は ブティックに。

カナッペ

普通のカナッペ

 1700、カナッペが来る。カナッペとは「パンを薄く小さく切って、その上に魚や肉などをのせたもの」。普通はこれぐらい。それがこうなる(写真)。

 1830、ポログリルで夕食。ポログリルは伝統的なステーキハウス。私たちがとったものは

  • 牡蠣のオーブン焼き
  • フォアグラとマッシュルームのパイ生地仕立て ポートワインソース
  • 仔牛肉のパンチェッタ包みとロブスター尾の盛り合わせ
  • サーフとターフ。フロリダ産ロブスターテイルとフィレ・ミニヨンの盛り合わせ
フォアグラとマッシュルームのパイ生地仕立て

フォアグラとマッシュルームのパイ生地

牡蠣のオーブン焼き

牡蠣のオーブン焼き


 2110、5階でミュージカル「What the World Need Now」を見る。1時間。

 2240、2310、風呂に

オーシャニアクルーズ。第6日。ケファロニアー身障者の外国旅行

 10月28日(日)、10時からケファロニア島アルゴストリ市に着岸する予定。ケファロニア島は石灰岩ばかりの島。地図を参照。目的は地底湖だけです。

ケファロニア島は石灰岩が見える

ケファロニア島は石灰岩が見える

 630、起床。どうもおかしい。実際は530だった。昨日で夏時間が終わって、標準時間になったのでした。

 今日の船内新聞はケファロニア島について。それ以外に面白い記事はなさそう。

 705、ウェーブズグリルで朝食。ここで食べたくはないと思っても、寄港地ツアーに参加してみると、食べ物はここだけしかないのです。

アルゴストリ港。長い桟橋。

アルゴストリ港。長い桟橋。私たちのバスは中央左手に見えている。

島とバスの経路

バスの経路は橙色に

 1015、5階で寄港地ツアー「メリッサニ湖とドロガラティ洞窟」に。1人$129(約15,000円)。1030、出発。ガイドは中年女性で、英国的な訛り。

 最初はドロガラティ洞窟。私は洞窟に行かない。ここで1時間。「たいしたことはなかった」と妻。ただの鍾乳洞だし。そうでしょう。

ドロワガティ洞窟

ドロワガティ洞窟。撮影は妻。1周すると終わり。

 米国の中年の女性は中で撮った写真を見せてくれる。すごく明瞭なアメリカ訛り。どうもほとんど全員がアメリカの訛りだった。そういえば、船のエレベーターの前や中でもアメリカ英語だけをしゃべっていた。
 アメリカ人だと半額で乗れる。たとえば、日本人は1人で40万円かかる場合だとすると、アメリカ人だと同額で2人が乗れる。2人で40万円。1人だと、わずか20万円。だから米国人はこれほど多くなったのですね。

 メリッサニの地底湖もやはり1時間。メリッサニ湖はブルーホールのひとつで、元々はただの鍾乳洞だった。今年の「地中の歩き方」のメリッサニ湖の写真でも、また「グレートブルーホール」の写真でも、なぜか、まん丸な穴になっている。

「地球の歩き方」から

「地球の歩き方」からメリッサニ湖

ブルーホールブルーホールは鍾乳洞だった

中米ベリーズのブルーホールも鍾乳洞だった


 地底湖に行く場合、最初は長いスロープで、1人だけで進めた。200m弱ほど進み、最後に階段。4~5段ぐらい。なんとかこの階段を進むと、漕ぎ手が私を抱きかかえて、新しいボートに乗せた。やはり抵抗しないこと。漕ぎ手は「Tip」と書いた箱を見せている。

メリッサニ湖。対面の2人も日本人。

メリッサニ湖。対面する2人も日本人。

メリッサニ湖は鍾乳洞の名残がある。

メリッサニ湖は鍾乳洞の名残がある。

 最後はツアーの最北端、きれいな白亜のミルトス・ビーチ。夏になると店舗も数店でているという。250、ツアーは終わり。

ミルトス・ビーチを上から見る

ミルトス・ビーチを上から見る。

 300、またウェーブズグリルで昼食。私はマグロバーガー。

 船長のアナウンスははいるが、よくわからない。あとで手紙が回ってきた。暴風雨でコトルで1泊する予定だという。

 630、夕食。フレンチの「ジャック」で。ジャック・ペパン自身がお年寄り。生まれは1935年。彼はフランス生まれの米国人で、有名になったのもテレビ。昔ながらの料理が有名で、新しい料理(キュイジーヌ)などは論外です。私たちが頼んだものは背景が黄緑色になったメニューの料理。

 昔からやっていたテレビ料理人よりも星3つや2つの料理人のほうがよく聞こえるし、星3つや2つのレストランは東京や京都ではそれこそ沢山ある。美食の船といっても、日本人にとっては嘘っぽく聞こえる。「なんとか、ここまでやったんだ、えらいえらい」と褒めてあげよう。でも星はまだまだ。

オーシャニアクルーズ。第7日。コトルー身障者の外国旅行

 2018年10月29日(月)、モンテネグロ・コトルに。

コトル湾

コトル湾の一番奥にコトルがある。

船外のテラスカフェ。PRで使う写真

船外のテラスカフェ。オーシャニアのPRで使う写真

 530、起床。同じ11階にあるラウンジからコーヒーをもらってくる。船内新聞『Currents』ではコトルの歴史など。

 700、オープンエアのテラスカフェで食事。右の写真はオーシャニア会社がだしている写真。この日は雨が降りそうな天気だったので、覆いの傘はなかった。

 800、妻はモーニングヨガと、830、ピラティス。ヨガはインドから来た修行・治療法、ピラティスはリハビリから来た深層筋トレーニングだそうです。

 840、アドリア海からコトル湾に入ると、波が静かになり、海面は鏡のように……とまではいかないけれど、小さいさざ波だけになる。また、コトル湾を囲む山の色がとても白い。どうもこれは石灰岩ではないかと疑う。

アドリア海から

アドリア海から

コトル湾に

コトル湾に


 コトル湾の写真で出ているが、魚の養殖場があった。この魚はインターネットで調べて和名で書くと、ゴウシュウマダイ(gilthead seabream)かヨーロッパスズキ(European seabass)だという。

 コトル湾を渡るだけで3時間ぐらいかかる。1200、着岸するとすぐに町に出る。町に入る前に観光勧誘する人が非常に多い。入口の脇には観光案内所もある。ここで地図をもらったが、巨大な地図。教会や要塞の名前は日本で使う名前とは相当違う。

コトル地図➀

コトル地図➁

コトル地図

 1番に「海の門、西門、1555年」と書いてある。1555年につくられた「海の門」または「西門」という意味。

 下の写真で一番高いところに旧ユーゴスラビアの国章。その下の文言は「Tuđe nećemo, svoje ne damo、Tito」で、これはbunbunさんによれば「他人が有する物を我々は欲せず、我々が有するものはけっして与えない」という言葉。当時、チトーなどの政治家たちが共通に使ったスローガン。さらにその下の「21-XI-1944」は1944年11月21日で、コトル町がムッソリーニから解放された日。

観光案内所、Clock Tower, Pima Palace, St. Tryphon Cathedrale

観光案内所(左上端)、Clock Tower(左上), Pima Palace(真ん中), St. Tryphon Cathedrale (右下)

 で、いよいよ中に入ってみると、最初に目につくのは44番の「町の時計塔、1602年」(Clock Tower)。時計塔の前の四角錐は「恥の柱」で、罪人を縛り付けるために使用したもの。

時計塔

時計塔

 37番は「プリマ宮殿、17世紀」。英語はPima Palaceなので、少し混乱。プリマ家は14~17世紀の名家。

 21番は「聖トリファン大聖堂、1166年」(St. Tryphon Cathedral)で、ロマネスク様式のカトリック教会。ロマネスク建築とは、ゴシック建築以前、つまり西暦1000年から1200年までの、中世西欧の建築様式。ロマネスクとは「ローマ風の」という意味。

聖トリファン大聖堂

聖トリファン大聖堂

聖トリファン大聖堂の内部

聖トリファン大聖堂の内部。露光の関係で日は強いように見えるが、本当はもっとうす暗い。

 23番の「聖ルカ教会」が普通だけど、まあ観光案内所を正しいとして「聖ルーカ教会、1195年」は、ロマネスク様式とビザンチン建築の両方の特徴を併せ持つ教会。昔はカトリック教会。1657年からは正教会。

聖ルーカ教会

聖ルーカ教会

 22番は「聖ニコラス教会、1909年」は、1909 年に建てられた新しい教会。

聖ニコラス教会

聖ニコラス教会

2本の塔の上にはセルビア正教会の十字形

聖ニコラス教会

 1300、武器広場(Trg od Oružja)で食べようと思ったが、ハンバーガーやピザで1人で€15する。またも船で昼食。ウェーブズグリルで。

 妻はドゥブロブニクに行くのにはどうするの、と11階のコンシェルジュに聞く。

 1700、カナッペが来る。野菜サモサと、甘いサンドイッチ。

 1830、さて、アジア料理の「レッドジンジャー」は結構よかった。各種のアジア料理と思っていたが、そうではなく、真のアメリカ料理、あるいは、アメリカ人が考えたアジア風の料理。好きな箸を選べる、圧縮おしぼりに水を加えると膨らむ、鉄瓶でお茶をいれる、突き出しはアメリカで大人気の枝豆、などは、いかにもアメリカ人らしい。本当の日本料理はありません。

 私たちが頼んだものは
 Chicken Satay (鳥のサテ)

 Vietnamese Summer Rolls (ベトナムの生春巻)
 Skewers, Sushi, Tempura (串焼き、寿司、天ぷら)。
  寿司は巻き寿司。天ぷらではなく、フリッター

ベトナムの生春巻と串焼き、寿司、天ぷら

ベトナムの生春巻


 Avocado lobster salad(サラダ)
 Lobster Pad Thai(ロブスター入りの焼きそば)
 Beef teriyaki(牛の照り焼き)。
  美味しいけど、照り焼きではない。ゆずがはいっている?

牛の照り焼き

牛の照り焼き

オーシャニアクルーズ。第8日。ドゥブロブニクー身障者の外国旅行

クロアチアのドゥブロブニク

クロアチア・ドゥブロブニク

 2018年10月30日(水)、目的地はクロアチア・ドゥブロブニク(Dubrovnik)である。

 400、目を覚まし、1週間に1回のボナロン経口ゼリー(骨粗しょう症の薬)を飲む。それから30分間、座る。430、ベッドに戻る。

 600、起床。船内新聞『Currrents』ではドゥブロブニクについてと、無料のシャトルバスについて
 700、船はコトルを出航。‎11階のラウンジでコーヒー、オレンジジュース、ヨーグルト、イングリッシュマフィンを食べる。

 715、妻は11階前方のランドリーに。

 800、テラスカフェで朝食。私も自分でバイキングを取っていたら、船員が介助に入った。

 1100、着港。1115、下船。シャトルバスで約15分で旧市街に。シャトルバスがない場合、とてもいけない。

船と旧市街

リベリア船と旧市街.相当離れている。

ドゥブロブニク地図の案内

ドゥブロブニク地図の案内

ドゥブロヴニクの地図

ドゥブロヴニクの地図

市外からミンチェタ塔 市外からミンチェタ塔


 シャトルバスから降りてすぐの塔はミンチェタ塔(上図)。一番高い砦で、1464年に完成。日本は室町時代にあたる。

 同じ場所で東の方を見るとピレ門が見える。1537年に建築。

ピレ門

ピレ門

 昔は跳ね橋になっていた。それがわかる仕掛けになっていた。

跳ね橋だった

ピレ門は跳ね橋だった

 さらに奥に進むと、聖ヴラホの石像の下で、また門になる。

聖ヴラホの石像

聖ヴラホの石像

内側の門

内側の門

 2つ目の門を渡ると、すぐにオノフリオの大噴水が出てくる。頭像16個の口から水が流れ落ちている。

オノフリオ大噴水

オノフリオ大噴水

 プラツァ大通り。10月末日なのに沢山の人が出ている。ヘーゼルナッツのソフトを食べる。

プラツァ大通り

プラツァ大通り

 プラツァ大通りでさらに東に行く。

プラツァ大通り

プラツァ大通り

 鐘楼がはっきり見えるようになった。中央右寄りの屋根に、たぶん聖人の像が見える。聖ヴラホ教会で、バロック様式。聖ヴラホは町の守護聖人。

鐘楼

左は鐘楼。その右側の像がある建物は聖ヴラホ教会。

 右に入り、振り返ると、スポンザ館が見える。16世紀に造営。現在は古文書館に。

スポンザ館

スポンザ館

 さらに奥に行くと、元首官邸。これは15世紀のゴシック・ルネサンス様式。

元首官邸

元首官邸

 1130、グンドゥリチ広場(青空広場)で昼食。チキンサラダとリゾット。お土産を買う。
 グンドゥリチ広場には詩人I.グンドゥリチの青銅像が建っていた。

詩人I.グンドゥリチの青銅像

詩人I.グンドゥリチの青銅像

 城壁に行く。最初は東入口はどこなのか、わからない。妻が右往左往して、聞いても知らないという人ばかり。それでも、ようやくわかった。入るのに100クーナが必要だが、EUの紙幣はだめで、妻はカードで払う。2人で200クーナ。家で換算すると3514円だった。高い。

東入口は真ん中の高い場所

城壁の東入口は右側にアーチ状の空間がある。そこをくぐる。これよりも小さい場所だった。

 なんとか上に行き、上半分を歩いた。

城壁から1城壁から2城壁から2

城壁から4

城壁から

 一度、下に行くところで転んだが、直ちに外国の男性が助けてくれた。

 1500、シャトルバスで帰る。

 1600、アフタヌーンティー。1630、終了し、帰ってみると、カナッペが部屋にあった。チーズクラフティケーキとプチパン

 1750、洗濯。640、終了。

 1855、ルームサービスでオーダーしたいが、メニューはどこにあるのか、わからない。バトラーに聞くと、電話のそばにあるという。電話の側の戸棚の中に分厚い本があった。聖書と同じぐらいのサイズ。2人で頼んだものは、カリフォルニアロールと牛肉のプチフィレ。

 2130、今日は5階のステージで「Light, Camera, Music」のショーを見に行く。

 2215、ショーが終わると、リベエラのクルーが挨拶。その後、船長の挨拶がある。観客は大喜び。終わっても、クルーは帰らず、全員で通路脇で1列に並び、拍手で乗客を見送った。なんかなー。でも感動はしました。

オーシャニアクルーズ。第9日。ベニスー身障者の外国旅行

 2018年10月31日、12時にイタリア・ベニスに到着予定。

 550、起床。船内新聞『Currents』はベニスと無料シャトルバスについて。

 600、11階のラウンジでヨーグルト、ジュースなどをもらってくる。700、妻はアイロンをかけるため、11階前方のランドリーに。

 来年のオーシャニアクルーズの本が部屋にはいくつもある。また本の中に「2 for 1 Cruise Fares」という文言も沢山ある。船の運賃1人分でなんと2人が乗れる! 嘘でしょ。11階のコンシェルジュに聞くと、6階のアンバサダーに聞いてほしいといわれ、700、聞きに行くと、これはアメリカ人用のコマーシャルで、アメリカに住んでいる人だけが対象だという。
 たとえば、クルーズの「Inspiring Italy」で、2019年8月6日~9月2日の10日間、船に乗る場合を考えてみたい。例えばペントハウス1とOLIFE CHOICEの乗船券を買う場合、アメリカでは「2 for 1」があるので、2人で$7699である。日本人では1人で$6699、2人で$13398になる。1ドル113円と考えるとアメリカでは2人で約87万円、日本人では2人で約150万円になる。さらにアメリカ人では往復の旅費も含めるので、この値段になる。破格だが、会社は何でもできる。
 なぜアメリカ人が多いか、ようやく、わかった。なぜ普通のアメリカ人ばかりがこの船に多いのか、これも納得。オーシャニアクルーズは日本人では破格でも、アメリカ人にはお手頃の価格なのだ。

アメリカ人用のパンフ。

アメリカ人用パンフ

日本用のパンフ

日本用のパンフ


 830、朝食でグランドダイニングに行く。サーモンやラムチョップを取った。この時、アメリカ人の男性が私たちの所にやってきて、「あなたの頑張りには感動した」という。どうもケファロニア島で地底湖のことをいっている。う~ん、困る。

 1030、ベランダからベニスの入港を見る。




















ベニスのクルーズ。シャトルバス。券を買う。水上バス。ピープルムーバ―の場所

シャトルバスが停止する場所、水上バス、係員がいる切符売り場、ピープルムーバ―の場所は遠い。

 1215、着岸。シャトルバスがでている。シャトルバスはすぐに終点になったが、次の水上バスは時間がかかった。自動券売機なんてものはなく、窓口に並んで係員から切符を買うのだが、一人一人が質問するのだろうか、20分以上もかかった。

http://livingveniceblog.com/venice-instructions/coming-going/venice-by-cruise-ship/

http://livingveniceblog.com/venice-instructions/coming-going/venice-by-cruise-ship/

水上バスに入る

水上バスに入る

 1330、サンマルコ広場に到着。€1.5のミントのソフトを買う。€10で絵を買う。

ドゥカーレ宮殿

有翼の獅子の像とドゥカーレ宮殿

聖テオドロス像(左)と有翼の獅子の像(右)

聖テオドロス像(左)と有翼の獅子の像(右)

サンマルコ寺院

サンマルコ寺院

右側は鐘楼。左側は時計塔

正面はサンマルコ寺院。右側は鐘楼。左側は時計塔。

 1400、Ceffè Uroraで、昼食。残念ながら、Caffè Florianではありません。Florianはもう少し左側だった。

Ceffè Urora

Ceffè Uroraで昼食。

何かのコーヒー

何かのコーヒー

ロールサンド

ロールサンド


 鐘楼に登る。2人で€14。エレベータの2方向が同時に開く。1方は乗車する人たちで、もう1方は下車する人たち。

サンマルコ広場を鐘楼から見た場合

サンマルコ広場を鐘楼から見る

 鐘楼を終え、元の高さに戻ってみると、水かさが高くなっている。この現象をアクアアルタ(acqua alta)といい、満潮のこと。多い年では1年間に60回以上もアクアアルタが発生するという。鉄製支柱と木製の厚板でつくった道もできている。この道はgangwayというらしい。

アックアアルタ

アクアアルタで囲まれたサンマルコ大聖堂

 目的地のサンマルコ大聖堂やドゥカーレ宮殿に行くのは私では大変。また、大運河へも、つまり南方へ行くのも私ではできない。そこで、来た場所から反対の北側に行く。

反対側に

反対側に

 20分ぐらいのあとで、なんと、リアルト橋にたどり着いた。水上バスで帰る。

リアルト橋

リアルト橋が見えた。

あっという間に夜

あっという間に夜になる

 1830ごろ、クルーズ船に戻る。部屋にはカナッペが届いていた。冷フルーツミネストローネと新鮮生野菜。

 1900、夕食はまた同じグランドダイニングに。ステーキなど。

 2100、今日は私たちの部屋には誰も来なかった。メイドもいない。ベッドメイキングで清掃はしていない。全部を変えるべきだと思って、そう伝えると、別のメイドがいやいやベッドをすべて換えてくれた。風呂に入るが、シャンプーブースの下で詰まっていた。風呂も清掃はしていなかった。逆に、貯めたお湯は妻から私になってから、なぜかなくなっているし、もう一度、貯めたら、またなくなった。私の番で3回、水を代えた。あ~あ。そろそろ総点検の時期に来ている。

 2018年11月1日、540、起床。8時に下船の予定。すさまじい雨が降っている。
 朝食をテラスカフェで食べた。sticky bunがあった。これはベトベトする甘いパンだが、日本には全く入ってこない。
 740、下船。750、ターミナルに。出口でコンパニオンというフィリピンの男性の大学生がタクシーまで送ってもらう。800、タクシーに乗り込んで、820、空港に着く。あとは待合室にいって、待つだけ。

コトル。Currents

CURRENTS。旧市街コトルを中心に

CURRENTS。旧市街コトルが中心

 モンテネグロで最も古くて最も有名な町のひとつがコトルです。沿岸のこの町は、ロブチェン山の麓にあり、コトル湾で一番奥深くにある場所。コトルは典型的な地中海の旅行先であり、古くて狭い通りには、ロマンチックなバーやレストラン、小さな店舗、古代の遺跡、教会、絵のような建物が並んでいます。有名な詩人や作家は、コトル湾の美しさを作品のひらめきとして利用してきました。コトルはユネスコの世界自然と文化歴史地域に登録されており、また、世界各地の船乗りには有名なヨットと航海の目的地となっています。
 モンテネグロの山の町々を旅した人は、コトルは歴史と伝統がそれこそ一杯ある地域です。アドリア海の沿岸で、主要な港町コトルはオルジェン山脈の麓にあり、ここでは深層水が古い渓谷にしずんでいく場所です。この町は、見事に中世の城壁に囲まれ、モンテネグリン人、セルビア人、クロアチア人、ロマニ人などが友好的に出会う地域です。旧市街コトルは、ユネスコの世界遺産ですが、1979年の地震がその一部を破壊し、その後、復元しました。破壊したものは、ロマネスク様式の教会、イコノ(聖画像)の品々、中世の建物などです。今日、つつましく、しかし、美しく豊かな山小屋が何軒もある登山口になり、古くからの習慣の一部は依然として日々の生活になっています。
 コトルは山が好きな人には興味は尽きない場所です。山頂にある聖ジョバンニ要塞に向かって、ハイキングの情熱を持つ人たちにとっては専用の道があります。逆に海面にいるのを好む人は、航海用具を借り、心の中の船乗りを見つけましょう。コトル(ボカコトルスカ)湾では、海水は穏やかで、ダイビングの絶好の機会です。ダイビングクラブ「Zubatac」でダイビング用具をレンタルできるか、聞いてみましょう。
 旧市街の東上を4.5キロほど進むと、ほぼ垂直な崖になり、城壁は曲がりくねったものになります。それは小さな万里の長城のようです。1350歩を登ると、聖母教会(山腹)や山頂の聖ジョバンニ要塞から、コトルの町や湾の素晴らしい景色が広がります。体力に自信がある人にのみ推奨されますが、さらに上に行くと、一部の道はなくなります。靴は正しく選んでください(スニーカーよりも頑強な靴で、サンダルはだめです)。366メートル上に行くのは1時間ほどかかります。城壁には2つの入口があります。1つは聖メリ教会の北門近くで、もう1つは旧市街の南門に近いところにあります。
 コトルのユニークな料理の定番は、純粋なおふくろの味の食事です。野菜と一緒に煮込んだ子羊、ミルクで調理した子羊、カラードグリーン(キャベツの一種)入りのポークシチュー、濃い色の葉菜類、この品々で日常の食品に香ばしい暖かさを加えるのです。レストランに入ったら、今日のお奨めはなあにと聞いてみてください。ここじゃあ焼き魚だな、などと答えが帰ってきます。てっとり早い食べ物は地元の焼き物料理です。通常のお気に入りには、プジェスカビア、ラムか豚肉か牛肉のハンバーガー、チェバピ、豚のひき肉、牛の肉まん、付け合わせは焼き玉ねぎとサワークリーム。食べ物にあわせたワインのヴラナッツは、ベリー風味の辛口赤ワインで、この地域の特産品です。一方、クルスタックは、花の匂いがある辛口白ワインで、お土産には好評です。もっと強力なのは地元のブランデーのラキヤで、梅かアプリコットかブドウで作り、ハーブとハチミツの匂いがします。
 旧コトルをショッピングすると可能性が無限に広がります。ブティック、ギャラリー、カフェ、ショップが桟橋の徒歩圏内にあります。城壁の中に入ると、さらに多くの選択肢があります。市街地ではイタリア製の最高仕様の商品を探しましょう。素晴らしいお土産専門店や宝石、本、写真、絵、地元の美術品などの店舗もあります。地元のワインも数本買ってみましょう。

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One of the oldest and most famous Montenegrin towns is Kotor. The coastal town is located in a most secluded part of the Gulf of Kotor, at the foot of mountain Lovcen. Kotor is a typical Mediterranean travel destination with old narrow streets, romantic bars and restaurants, small shops, antique monuments, churches and picturesque buildings. Famous poets and writers have used the beauty of the Bay of Kotor as inspiration for their works. Listed as unesco World Natural and Historical Heritage Site, Kotor has become a famous yachting and sailing destination for skippers around the globe.

Journey through the mountain towns of Montenegro, a winsome country full of history and tradition, on the coast of the Adriatic. The main port city of Kotor bustles at the foot of Mount Orjen, where deep waters submerge an ancient river canyon. Surrounded by impressively high medieval walls, the town is a welcoming juncture of ethnic Montenegrins, Serbians, Croatians, Romani and others. Old Town Kotor is a unesco World Heritage Site, restored after a 1979 earthquake damaged parts of its Romanesque churches, iconographic monuments and medieval buildings. Today, the port is the gateway to a chain of humble yet beautiful and enriching mountain hamlets where old customs are still part of daily life.

Kotor is an interesting place for mountain lovers. Towards the peak Sveti Iven (St. Ivan), above Kotor, there is a path dedicated for those who share a passion for hiking. For those who prefer to remain at sea level, explore the possibility of renting sailing equipment and discover your inner sailor. Next to the channel of Bay of Boka Kotorska, the water is calm presenting a great opportunity for diving. Inquire at the diving club “Zubatac” (Dentex) for the possibility of renting diving gear.

Stretching some 2.8 miles (45 kilometers) directly above and east of the Old Town, on almost vertical cliffs, is the meandering upper town walls. It looks a little like a short version of the Great Wall. Climbing up the l,350 steps will be rewarded by an excellent view of Kotor and the bay from the Church of Our Lady of Health (half way up) and the St. John’s fortress on top. Only advisable for physically fit people, furthermore on some sections the steps are broken up. Choose your footwear wisely (sturdy shoes preferable over sneakers and definitely no flip flops). The 1,200 foot (366-meter) ascent may take an hour. There are two access points to the Upper Town Walls, one near the northern gate by St. Mary’s Church, and one closer to the southern gate to the Old Town.

Kotor’s unique culinary staples are pure comfort food. Try any of a variety of stewed dishes. Boiled lamb with vegetables, lamb cooked in milk, and pork stew with rastan, a dark leafy green, infuse the native diet with savory warmth. Ask for the catch of the day in any restaurant,too–grilled fish is delicious here. For quicker fare hit a local grill. Regular favorites include Pljeskavia, a lamb pork and beef burger, or cevapi, minced pork and beef in bun with grilled onions and sour cream. Pair food with wine here, Vranac, a dry red with high berry flavors, is the region’s specialty. Krstac, a dry floral white, is another local worth sipping. More potent is rakija, a local brandy made with plum,apricot or grape and flavored with herbs and honey.

Shop Old Kotor for endless possibilities. Boutiques, galleries, cafes and shops start within walking distance of the pier. Once inside the walls of the town, even more options unfold. Look for high end Italian labels lining the streets next to great souvenir boutiques and shops with jewelry, books, photography and prints and local antiques. Bring back some of the local wine, too.

カナッペ

カナッペメニュー

カナッペメニュー

 午後4時はカナッペの時間です。カナッペとは「パンを薄く小さく切って、その上に魚や肉などをのせたもの」。バトラーが自室に持ってきます。
 私たちはカナッペを4回頼みました。
 テキサス、イタリア、インド、メキシコなど、各国の味が散りばめられているけれど、どれも同じ味になっているのは、なにかが悪い。

10.27
 Texas Style Chicken Wings with Hot Sauce
  Celery Sticks and Traditional Blue Cheese Dip
   テキサススタイルの鶏の手羽。辛味ソースをつけて。
   セロリスティックと伝統的ブルーチーズのディップ
 Basket of Assorted Tortilla de Maiz Strips
  Homemade Guacamole and Thick Salsa Cruda
   メキシコパンの各種かご。トウモロコシ・ストリップをつけて。
   自家製アボカドソースと濃厚生トマトソース
10月27日のカナッペ。

10月27日のカナッペ。

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10.29
 Crispy Fried Indian Vegetable Samosas
  Trilogy of Samosas with Yogurt Chutney
   カラリと揚げたインドの野菜サモサ
   ヨーグルトチャツネとサモサのトリロジー

 Selection of Sweet Sandwiches
  Freshly Made Peanut Butter-blueberry Jam, Cheddar Raspberry jam and Nutella Sandwiches
   甘いサンドイッチの特選品
   新鮮ピーナッツバターとブルーベリージャム、チェダーラズベリージャム、ヌテラサンドイッチ

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10.30
 French Goat Cheese Clafoutis Cake with Thyme-Tomato Concassée
  Accompanied by Thin Grissni and Crispy Baguette
   山羊のチーズクラフティケーキ。みじん切りしたタイムとトマトをかけて。
   薄いスティックパンとパリパリのバゲット

 Ciabatta Petit Loaf with Brie, Apple and Cherry Tomato Garnished with Fruit
  Freshly Baked Ciabatta Garnished with Brie Cheese, Fresh Apple and Roasted Cherry Tomato
   プチパン。ブリーチーズ、アップル、フルーツ入りのチェリートマトを添えて
   焼きたてのイタリア製白パン。ブリーチーズ、フレッシュアップル、ローストチェリートマトと一緒に

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10.31
 Canyon Ranch® Chilled Fruit Minestrone in Hibiscus Flower Infusion
  Fresh Fruit Salad Accompanied by Pecan Orange Cookies
   キャニオンランチ®。冷フルーツミネストローネ。ハイビスカス花の香りを添えて
   新鮮フルーツサラダ。ペカンオレンジクッキーを添えて

カナッペ1031

 Canyon Ranch® Bouquet of Crudites Fresh from the Garden
  Assortment of Vegetable Sticks with Carrot Dip
   キャニオンランチ®。庭からの新鮮生野菜
   野菜スティックの彩り。人参ディップで

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船長の手紙。暴風雨のためコトルで1泊。

お客様、
 次の2日間、強風と荒海があり、 4〜5メートルの波を伴う暴風雨があると予報されています。最悪の暴風雨を避けるため、オセアニア・リビエラの事務所では明晩、コトルに滞泊し、10月30日午前6時に出帆すると決定しました。ドゥブロブニクの天気予報では、海と風の条件が悪く、午前中に入港はできません。ドゥブロブニクの到着時刻は10月30日午前10時になる予定です。リビエラはドゥブロブニクを午後5時に出発し、これでベニスでは時間通りになる予定です。
 港の時間は次のようになります。

 コトル:10月29日12:00(正午)〜10月30日(全員乗船の合図は午前5時)
 ドゥブロブニク:10月30日午前10時〜午後5時(全員乗船の合図は午後4時半)
 ベニス:10月31日12月(正午)。港で一泊。

 ドゥブロブニクのオセアニア・ツアー券をお持ちの場合、保管してください。目的地チームは出発予定を新たに部屋に送ります。
 ドゥブロブニクの港で私的な手配をすましている場合、コンシェルジュはツアー会社に連絡するなどのお手伝いをします。
 個人的に見て至らない点もあるかと存じますが、ご理解いただきましてありがとうございます。お客様の安全と安心は、常に最大の関心事です。

 敬具

 船長 ガンナール・ロムトベイト
 M/Sリビエラ

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Dear Guest,

Over the next two days we will be experiencing very strong winds and rough seas. It is expected to be gale force winds with 4 to 5 meter waves. In order to avoid the worst of the storm, it has been decided with Oceania corporate office for Riviera to stay alongside in Kotor tomorrow night and to set sail at approximately 6.00am on the 30th of October. The weather forecast for Dubrovnik in the morning shows unfavorable sea and wind conditions to enter the port therefore our arrival time in Dubrovnk, will now be at 10.00am on the 30th of October. Riviera will still be departing from Dubrovnik at 5.00pm in order to be on time in Venice.

Our time in ports will be as follows:

Kotor: October 29th – 12.00(noon) to October 30th 6.00am (all on board 5.00am)
Dubrovnik: October 30th – 10.00am to 5.00pm (all on board 4.30pm)
Venice: October 31st – 12.00(Noon)Overnight in port.

If you are holding Oceania tour tickets for Dubrovnik, please keep them. Our destination team will be sending to your room a new tour departure schedule.

If you had made private arrangements in the ports of Dubrovnik, our concierges will be happy to help you contact your private tour operator.

We apologize for any personal disappointments and we thank you for your understanding. The safety and comfort of our guests is always our primary concern.

Sincerely,

Captain Gunnar Romtveit
M/S Riviera

シャトルバス

ヘラクリオンへのシャトルバスサービス

 今日イラクリオンで ターミナルに到着するためには、港湾局が提供する無料のシャトルバスをご利用ください。投錨地同士をつなぐ歩行は禁止されています。シャトルバスは、午前8時から連続的に船から運行し、最後のバスは午後10時30分です。シャトルバスは先着順で運行されており、満席になると予定より早く出発します。シャトル間の間隔はおおよそのもので、オセアニアクルーズは、シャトルの予定で予期できない遅延や変更があっても、その責任を負いません。

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SHUTTLE BUS SERVICE IN HERAKLION
Today in Heraklion guests may use complimentary shuttle buses provided by the locaI port authority to reach the terminal, walking is not permitted between berths. The shuttle buses will run continuously from the ship beginning at 8:00 am. with the last shuttle returning to the ship at 10:30 pm. Shuttle buses are operated on a first come, first served basis and may depart earlier than scheduled if filled to full capacity. lnterval between shuttles is approximate and Oceania Cruises are not liable for any unforeseen delays or changes to the shuttle schedule.

サントリーニのワイン醸造所とイア

  カラフルな地元のボートに乗り、 地上のアティニオス港に到着すると、そこにはエアコン付きの観光バスが待っています。

 ワイン醸造所を訪問すると、ワインがサントリーニで生産した方法について、有益な洞察を与え、ワイン醸造所のガイド付きツアーの終わる時には、サントリーニで最も有名なワインを試飲する機会が与えられるでしょう。

 続いて、島の最北端に行き、ユニークなイア村を体験します。カルデラの急な斜面にあり、あっと驚くほど小さな村で、多くの家屋は火山岩の間にあります。島にはかつては裕福な船員の大邸宅があり、そして鮮やかなパステルカラーの映像が浮かび上がってきます。狭い石畳の通りを散歩すると、多くの趣のある店舗に出会え、手作りの陶器、絵画、飾り石など、さまざまな珍しい収集品を提供します。崖の端に抱かれているようなカフェでは、ティラ島や火山の素晴らしい景色を楽しめます。船に帰る前にゆっくりと村を楽しむため自由時間があります。

注意:このツアーには、でこぼこのある地面や石畳の通りがあり、歩行がやや困難な場合もあります。急な上り坂があり、ティラ(フィラ)町の停留所からケーブルカーまで何歩か歩く必要があります。また、イア村には階段もいくつかあります。車椅子のお客様には適していません。移動の懸念がある人は、能力とスタミナの個人的なレベルを評価するように注意を払いましょう。帽子と平坦で快適な歩行用シューズをお勧めします。醸造所でワインを購入して家に持ち帰るお客様は、税関の規制により、ワインの配送に最大3ヶ月以上かかる場合もあります。

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Traveling by colorful local boat , you will be transferred ashore to Athinios where your air-conditioned motor coach awaits you.

Your visit at the winery will provide an informative insight into how wines were once produced in Santorini and at the conclusion of your guided tour of the wine cellar, you’ll be given the opportunity to sample some of Santorini’s most renowned wines.

Continuing on, you will next make your way to the most northern tip of the island to experience the unique village of Oia.  A spectacular small village situated on a steep slope of the caldera, many of its homes are found nestled in niches hewn into the volcanic rock. Still evident today are the large island mansions that were once home to wealthy seafarers of the past, creating a vibrant picture with their spectrum of pastel colors. As you stroll down the narrow cobbled streets, you’ll encounter many quaint shops that offer a varied and unusual collection of hand-made ceramic art, paintings and semi-precious jewelry. Cafes that seem to cling to the edge of cliffs offer spectacular views of Thira and the volcano. Free time is provided for you to leisurely enjoy the village before returning to the ship.

Please note: This tour includes moderate walking at times on uneven ground and cobblestone streets. There is steep uphill walk and several steps from the parking stop in Thira town to the cable car. Also there are several steps in the town of Oia village. It is not considered suitable for wheelchair guests. Those with mobility concerns are cautioned to evaluate their personal level or ability and stamina. Hats and flat, comfortable walking shoes are recommended. Those guests making wine purchases at the winery due for shipment to their howes are advised that due to Customs regulations, wine deliveries can take up to 3 months or longer.

アフタヌーンティー

https://www.covingtontravel.com/2016/02/16804meet-oceania-cruises-sirena/

 午後4時、15階のホライズンで、弦楽四重奏団の演奏を聞きながら、アフタヌーンティーが始まる。最初はトワイニングの紅茶バックから1袋を選び、お湯を注ぐ。

 次はお菓子を選ぶ。フィンガーサンドイッチ、ケーキ、スコーン、タルトなどです。

 それ以外は、全く何も起こらない。あとは上品なバロックを聴くだけ。

https://jp.oceaniacruises.com/experience/dining/afternoon-tea/

 なんかなあ。1時間まで時間はあるけど、45分で切り上げました。

 本格的に行うと、執事が出てきて、しずしずと紅茶をいれるはず。ところが、これを米国式にやるので、雰囲気も格式も違うのでは、と考えられました。

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サントリーニのCurrents


素晴らしいサントリーニ島は――紀元前1450年頃、世界で一番の狂暴な噴火で有名ですが――議論の余地はなく、ギリシャの島で一番ドラマチックな景観です。正式にはティラ島ですが、ラテン語のサントリーニ島という名前も残っています。ビーチは真っ黒で、無骨な景色、衝撃的なカルデラ(噴火口)などは、キクラデス諸島ではなくカナリア諸島に似ています。白亜の教会や崖上の家々は魅力的です。

白壁の村々は切り立った崖の上にあり、またエーゲ海は信じられないほど青く、カルデラは数千年前に崩壊した火山で形成されています。サントリーニ島は神々が生まれた土地だという神話がありますが、それも不思議ではありません。その州都フィラはカルデラの頂上にあり、村は和気藹々です。フィラへ移動するにはケーブルカー、ロバ、歩行の3つだけで、友好的なカフェや店舗、現代ギリシャの島の建築がある町は、石畳の迷路です。一方、イアの街は美しく、比類ない夕日で有名です。庭園、ブドウ園、教会、洞窟を探索しましょう。これらのビーチは雄大ですが、しかし、ゆったりとしています。赤、白、黒、金色と色鮮やかな光景は、世界で一番美しい岸辺です。自然と村の生活が調和した、この華麗な島を探索しましょう。

これは自然美を愛好する人の島でもあります。太陽を楽しむ人はそのビーチだけを好むのではありません。一番の景色は、カルデラに接する切り立った崖です。カルデラは島の中心が基本的に崩壊したときに形成されたもので、岩石、溶岩、軽石の崖の多彩な地層に地質学者は驚嘆します。カメラを持ち、準備をして、地球の動きを感じましょう(おそらく文字通りにそうなります。サントリーニ島の最新の大地震は1956年でした。最近では2009年6月26日に地震は起こっています。)

サントリーニ周辺にある湾は、実際に世界最大の噴火口であり、3500年前にテーラ火山(いまだに活火山です)の大噴火がありました。また、一部の人々は、この湾は伝説では失なった都市アトランティスを覆い隠すためだと考えています。ここには想像力を働かせるあらゆるものがあります。1956年に地震が発生し、その後、テラ市、現代のフィラ市は完全に再建されました。

サントリーニ島は食べ物の楽園でもあります。古くからの噴火による火山灰は島を肥沃にし、ここでの農産物の質は真の自然の奇跡です。 2000以上のレストランが60マイル(97キロ)の島に点在しています。食事は前菜(メゼデス)で始まります。白ナス、島特有のお菓子、ケイパー、チェリートマト、オオムギのラスク、ファバ豆のパティとディップ。挽肉はここの特産品で、 ムサカやナスやパティシオで包んだラムの挽肉、マカロニとベチャメルソースがある牛のひき肉を試してみてください。

サントリーニのブドウ園は実に見事で、多くの地元のワインは、アースティーコのブドウから得て、新鮮な白ワインになります。ナイケテイは新鮮でも、もっと強力です。驚くほど熟成した赤ワインでは、ブドウとしてマヴロトラガノを試してみてください。サントリーニ島のショッピングは楽しく麗々しく、店舗は賑わい、民芸品、手工芸品、皮革、布製品、ワインでいっぱいになります。イアの市場は本物のギリシャ産で、もっぱら地元の人がやってきます。フィラでは多くの土産物があり、豪華な小物を買うのに最適な場所です。

Spectacular Santorini– scene of one of the world’s most violent volcanic eruptions around 1450 BC — is inarguably the most scenically dramatic of all the Greek islands. Officially the island is Thira, yet the Latin name of Santorini persists. With its pitch-black beaches, rugged landscape and stunning caldera (volcanic crater), it’s more akin to one of the Canary islands than the Cyclades, though its whitewashed churches and clifftop houses score highly in the charm stakes.
White-washed villages cling to cliff sides over the unbelievably blue Aegean Sea on this caldera, the ring formed by a collapsed volcano thousands of years ago. No wonder myths claim Santorini as the birthplace of gods. Its capital, Fira, is a welcoming village nestled atop the caldera. Accessible only by cable car, donkey or plenty of walking the town is a cobbled labyrinth of friendly cafes, shops and contemporary Greek island architecture. The town of Oia is just as beautiful, hailed for its unmatched sunsets. Explore its gardens, vineyards, churches and caves. Beaches here are dramatic, yet relaxing. Colored shores of red, white, black and gold are easily amongst the world’s most beautiful. Explore this brilliant island where nature and village life mingle in harmony,
This is the island for lovers of natural beauty, though sun seekers may not fancy its beaches. Best views are from the cliffs bordering the caldera, which was formed when the center of the island basically collapsed into itself. Geologists marvel at the cliffs’ multi-hued strata of rock, lava and pumice, so take your camera and be prepared to feel the earth move (perhaps even literally — Santorini’s most recent major earthquake was in 1956, although there was one nearby as recently as June 26, 2009.
It’s worth remembering that the bay surrounding Santorini is actually the world’s largest volcanic crater, created 3500 years ago by a massive eruption of the Thera volcano (which is still active). The bay is also believed by some to conceal the legendary lost city of Atlantis. There’s plenty here to set your imagination working. even though the modern-day city of Thira, officially Fira, was completely rebuilt after an earthquake in 1956.
Santorini is foodie paradise. Volcanic ash from eruptions throughout antiquity have fertilized the island, so that the quality of produce here is a genuine wonder of nature. More than 2000 restaurants dot the 60 mile (97 kilometer) island. Meals start with mezethes, small appetizer plates. Sample white eggplant, a sweet variety unique to the island, capers, cherry tomatoes, barley rusks, and patties and dips made of fava beans. Minced meat is a specialty here. Try moussaka, minced lamb with eggplant or pastitsio, minced beef with macaroni and bechamel sauce.
Santorini’s vineyards are superb. Most local wine comes from the Assirtiko grape, a fresh white. Nykteri is just as fresh, but more potent. For a phenomenally aged red, try the Mavrotragano. Shopping is a fun, flashy affair in Santorini, Shops are boisterous and can be packed with folk art, handcrafts, leather, fabric goods and wine. In Oia, markets are authentically Greek and cater mostly to locals. Fira has more souvenirs and is the perfect place to buy a luxury trinket or two.

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サントリーニの連絡船
午前8時から島に行きたいお客様は、目的地係の係員からリビエラのラウンジで、色付きの乗船券を入手します。ラウンジで待ち、その後 デッキ4にある出入口に向かいます。歩行困難な場合を除き、階段を使用して連絡船の乗降口に向かいます。注意。オセアニアの寄港地ツアーはすべて、アティニオス港に着岸します。個別の手配があるか、町を個別に訪れたいと思うお客様は全員フィラ町に着岸します。色付き券は個別のお客様全員に必要であり、その後、クルーズ管理者が構内アナウンスとして「乗船券使用可」と発表します。これは、大多数のお客様が降りた後で行われます。連絡船はその後、連続的に船と岸を結び、出発は約30分ごとです。

TENDER SERVICE IN SANTORINI
Guests wishing to go ashore from 8:00 am must obtain a colored tender ticket in the Riviera Lounge from a member of Destination Services. Please wait in the lounge until directed to the gangway on Deck 4. Unless you have difficulty walking, please use the stairs to gain access to the tender embarkation platform. Please Notes: All Oceania shore excursions will be tendered to Athinios port. All guests with independent arrangements or wishing to visit the town independently will be tendered to the town of Fira. Colored tender tickets are required for all independent guests until the time that the Cruise Director makes an “open tendering” announcement over the public address system. This will be done once the majority of guests have disembarked. Tenders will then operate on a continuous basis from the ship to shore and return; however the time between tenders is approximately every 30 minutes.

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参考までに
ロバの道は歩行者が歩くのにはお勧めできません 。ロバに乗る観光客が使う道と同じ道であるからです。ロバは桟橋とフィラの間で行き来して、ロバの道には600段の階段があり、歩行者にとっては面倒で危険なもので、その道は滑りやすくて狭く、ロバと一緒に歩く場合には混雑する可能性があります。 また、この道には医療支援はありません。事故が発生した場合、誰も支援はできません。安全で快適なケーブルカーを使用してフィラまで行くことを強くお勧めします。

FOR YOUR INFORMATION
Guests are kindly informed that the donkey path is not recommended for pedestrian walking as it is the same path used by the tourists riding donkeys on the way up and down between the pier and Fira. There are 600 steps on the donkey path and it could become tiresome and dangerous for pedestrians. The steps on the path are slippery and narrow; and they will become crowded with donkeys. Also, there is no medical assistance provided on the path itself, so if an accident did occur, there would be no one to assist. We highly advise using the cable car to go up to Fira as it is safer and more comfortable.

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入浴と就寝ー身障者の外国旅行

 私たちの滞在はペントハウスで、他のペントハウスと全く変わらない。

https://www.tripsavvy.com/oceania-cruises-riviera-cabins-and-suites-991376

 上図と下図のカーテンはこれ以上横に大きくはならない。ただの飾りです。また、ベッドの前のテーブルの花は生きた花でした。蘭なので長持ちする。

内部の絵。会社のパンフから

 バスは一見する限り問題なく動くと思えるが、ここに問題があった。

長すぎるバス

 風呂は長すぎるのだ。日本人がはいると、頭から足の爪まで真っ直ぐに潜るだけの長さがある。つまり、半身不随の私にとっては、万が一、横になると、立てない。手すりも手が届かない。浮力があって、初めて立てる。したがって、十分お湯を入れないとだめなのである。節水しょうと思っても、できない。

 シャワーも問題で、栓が3つあったのだが、私は下しか向けないので3つあるとわからなかった。上部の栓は天井からのシャワー、下部はシャワーヘッドからのシャワー、中部はお湯の温度を決めるものである。

 また、ベッドが高すぎると、のぼれない。今回はのぼれました。

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