手水舎の裏に御供水が見えます。「ごくうすい」「おこうすい」と読むようです。御供水とは神仏に供える水のこと。八角形の石とフタからできていて、新宿文化観光資源案内サイトでは天保5年(1834)8月に奉納されたのこと。 ID 14157の陰刻とは文字や模様をくぼませた彫り方。ID 14157の真ん中に「川喜田新右ェ門」という陰刻があります。また文政10年(1827年)に提出した「牛込町方書上」では神楽坂5丁目と6丁目の間に川喜田屋横丁があって「川喜田屋久右ェ門」がそこに住んでいたといいます。この2件は7年しか離れていないし、2人はなにか関係があれば面白いと思います。また、ほかの氏名でも「〇〇屋」が多く、奉納する人は商人が多かったことがわかります。
雲のまんなかが開けて 米軍の爆撃機がやってきます。 〽妙なる恵みや天なる御門は、わがためひらかれたり 賛美歌505の「たえなるめぐみや」がよく似ています。賛美歌505では「たえなるめぐみや みかどは開け 救いのひかりぞ 世にかがやけり」と続きます。 リフレーン refrain。詩・音楽などで、同じ句や曲節を繰り返すこと。 黄金の塔や銀の橋や宝石作りの家々 次に火事が起こりました ド・クインシー Thomas De Quincey。イギリスの評論家。主著『阿片服用者の告白』(1822年)では自らの阿片中毒体験を華麗に綴った。生年は1785年8月15日。没年は1859年12月8日。 英国阿片吸飲者の告白 Confessions of an English Opium-Eater。幼少期の悲哀、青春の放浪、阿片の魅惑と幻想の牢獄を知性と感性の言語で再構築した。 コールリッジ Samuel Taylor Coleridge。イギリスの詩人。詩集は『抒情歌謡集』など。 さしずめ 今の局面で。つまり。さしあたり。 黙示録第21章 ヨハネの黙示録(口語訳)の第21章は「21:18 城壁は碧玉で築かれ、都はすきとおったガラスのような純金で造られていた。21:19 都の城壁の土台は、さまざまな宝石で飾られていた。第一の土台は碧玉、第二はサファイヤ、第三はめのう、第四は緑玉、21:20 第五は縞めのう、第六は赤めのう、第七はかんらん石、第八は緑柱石、第九は黄玉石、第十はひすい、第十一は青玉、第十二は紫水晶であった。21:21 十二の門は十二の真珠であり、門はそれぞれ一つの真珠で造られ、都の大通りは、すきとおったガラスのような純金であった。21:22 わたしは、この都の中には聖所を見なかった。全能者にして主なる神と小羊とが、その聖所なのである。21:23 都は、日や月がそれを照す必要がない。神の栄光が都を明るくし、小羊が都のあかりだからである。21:24 諸国民は都の光の中を歩き、地の王たちは、自分たちの光栄をそこに携えて来る。21:25 都の門は、終日、閉ざされることはない。そこには夜がないからである。」「The wall was constructed of jasper, while the city was pure gold, clear as glass. The foundations of the city wall were decorated with every precious stone; the first course of stones was jasper, the second sapphire, the third chalcedony, the fourth emerald, the fifth sardonyx, the sixth carnelian, the seventh chrysolite, the eighth beryl, the ninth topaz, the tenth chrysoprase, the eleventh hyacinth, and the twelfth amethyst. The twelve gates were twelve pearls, each of the gates made from a single pearl; and the street of the city was of pure gold, transparent as glass. I saw no temple in the city, for its temple is the Lord God almighty and the Lamb. The city had no need of sun or moon to shine on it, for the glory of God gave it light, and its lamp was the Lamb. The nations will walk by its light, 18 and to it the kings of the earth will bring their treasure. During the day its gates will never be shut, and there will be no night there.」 玻璃 はり。水晶のこと。 碧玉 へきぎょく、jasper、ジャスパー。微細な石英の結晶集合体。 瑠璃 るり。青色の美しい宝石。ラピスラズリ。lapis lazuli。青金石など数種の鉱物の混合物。サファイア。 玉髄 ぎょくずい。SiO2 。石英の繊維状の潜晶質の結晶集合体。 緑玉 りょくぎょく。エメラルド。緑柱石の一種。発色原因はクロムやバナジウムで、色鮮やか。 紅縞瑪瑙 べにしまめのう。サードオニックス。赤色と白色の平行な縞模様のある石英の非常に細かい結晶集合体。 赤瑪瑙 赤メノウ。玉髄(カルセドニー)の一種。小さな石英の結晶集合体 貴橄欖石 かんらん石。橄欖石。Chrysolite。マグネシウムと鉄のケイ酸塩。黄色や緑色の準宝石 緑柱石 りょくちゅうせき。beryl。発色原因は鉄で、色は爽やか。 黄玉石 トパーズ。Topaz。黄金色。ケイ酸塩鉱物。 緑玉髄 りょくぎょくずい。クリソプレーズ。玉髄(カルセドニー、繊維状の石英)の一種。翡翠 青玉 サファイア。コランダム(Al2O3、酸化アルミニウム)の変種 紫水晶 アメジスト。紫色の水晶。組成はSiO2(二酸化ケイ素) 宮 神社。英語ではtemple。宮殿。 羔羊 小羊。子羊。英語ではLamb(子羊) 終日 ひもすがら。ひねもす。一日中。
Über den Bergen,weit zu wandern,
sagen die Leute,wohnt das Glück.
Ach, und ich ging,im Schwarme der andern,
kam mit verweinten Augen zurück.
Über den Bergen,weit, weit drüben,
Sagen die Leute, wohnt das Glück.
一応、英語の翻訳もあります。
Over the mountains, far to travel,
people say, Happiness dwells.
Alas, and I went in the crowd of the others,
and returned with a tear-stained face.
Over the mountains, far to travel,
people say, Happiness dwells.
チャモレー師 英語ではLionel Berners Cholmondeley 岩戸町25番地 早稲田通り(神楽坂通り、北中央から東中央に流れる)と大久保通り(東北角から南西角に流れる)の交差点(神楽坂上)に近い場所でした。右図では赤い枠で囲まれた場所。 ザ・リトル・デューク The Little Duke。作者はCharlotte M. Yonge。8歳でノルマンディー公になった無怖公(Richard the Fearless、943-996)の感動的なお話。 日本を離れる日 1922年(大正11年)、師は英国に戻りました。
土曜日に笑ふものも日曜日には泣く フランスの諺。Ceux qui rient le vendredi, pleureront le dimanche. Those who laugh on Friday will cry on Sunday. He who laughs on Friday will weep on Sunday. 喜びの後には悲しみがやってくる。 陰陽師 おんようじ。おんみょうじ。陰陽道に基づいて卜筮、天文、暦数を司り、疾病治療などの知識ももった者。 身上 みのうえ。身の上。その人にかかわること。境遇。人間の運命。 比 ころ。頃。ころあい。時。なお、「比蝉」という単語はありません。 む 昔の「む」は今の「ん」に変わっています。ここでは「掻込んで」になります。 俳諧 はいかい。滑稽とほぼ同じ意味。機知的言辞が即興的にとめどもなく口をついて出てくること。連句、発句、俳文、俳諧紀行、和詩など俳諧味(俳味)をもつ文学の総称。 小波 おそらく巌谷小波のこと。イワヤサザナミ。明治大正期の児童文学者。小説家。俳人。明治20年硯友社に入る。 西郊 誰かは不明。岩波書店が調べた初出では「青江」になっています。この名前も不明ですが、江見水蔭氏ではないかと疑っています。 三吟 さんぎん。連歌や連句の一巻を三人の連衆で詠むこと。また、その作品。 矢継ぎ早 やつぎばや。続けざまに早く行うこと。矢を続けて射る技の早いこと。 次手に ついでに。序でに。何かをするその機会を利用して、直接には関係のないことを行うこと。 矢場 弓術を練習する所。 射手 いて。弓を射る人。弓の達人。 矢声 やごえ。矢を射当てたとき、射手が声をあげること。その叫び声。矢叫び。やさけび。 金輪 金属製の輪。 点取 てんとり。点を取ること。得点を争うこと。